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\受けの羞恥顔が見たいBLオタク集まれ/
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2021/07/02 12:00
2021年8月20日(金)より、新宿ピカデリーをはじめ、全国30か所以上の劇場で順次公開予定の『Summer of 85』。
あのカンヌ国際映画祭オフィシャルセレクションに選出されたことでも大きな話題を呼んでいる本作が、ついに日本上陸まで秒読みです!!!
今回は、最近洋画の美しさに目覚めた筆者がマスコミ向け試写会に参加してきました♥
すでに世界を虜にしている本作のレポートを、BLラバーの皆様に提出いたします!
1985年、フランスの海辺の街。にぎやかで開放的な街に住む、16歳と18歳の青年たちが主人公です。
働きに出ることを望む父親と進学への道の間で、板挟みになっている16歳のアレックス。どこか不安そうな雰囲気をまとう彼を演じたのは、監督に「彼こそアレックスだ」と言わしめた期待の新星・フェリックス・ルフェーヴル!
シャイで控え目なアレックスの魅力を、これでもかと見せつけてくれました。
対して大人に一歩踏み込んだ、アグレッシブな18歳の青年・ダヴィド。そんな彼を、バンジャマン・ヴォワザンが演じます。
大人に近づいた色っぽさ100点満点の体格と、開放的で無邪気ささえ感じさせる振る舞い……誰もが一目で射抜かれるレベルの美しい青年の姿を見事に表現しています……。
そんな2人が出会ったのは、なんと嵐迫りくる海の上。小さなヨットを転覆させてしまったアレックスを、ダヴィドが救い出すところから物語は動きだします。
激しい嵐とひっくり返ってしまったヨットに焦るアレックスと、ふっと現れて的確な指示を出し、アレックスを救いだすダヴィド。
破天荒な出会いは、まるで2人の恋を暗示しているかのようで――。
出会って1日、一気に距離を縮めるアレックスとダヴィド。
なんといっても、ダヴィドの強引過ぎない強引さがとっても魅力的なんです……! 自然な流れでアレックスを離さず、かつ嫌な気持ちにさせないのです。
控え目なアレックスもついつい彼のペースに乗せられ、映画を見に行くことに。キラキラ楽しそうな2人の姿は、まるでかつてからの友達だったかのように輝いています。
そんなこんなで瞬く間に仲良くなった2人。アレックスはダヴィドの実家の釣り具店で働きだし、より一層親密になっていきます。
アレックスをバイクの後ろに乗せ遊園地へ行くシーンでは、無茶な運転でアレックスを振り回すダヴィドの無邪気さと、ダヴィドのおなかに手を回しぎゅっと目をつぶるアレックスの姿が。
甘酸っぱくも爽やかな友人以上恋人未満感が最高なのよ……。
遊園地では、ジェットコースターで一緒のタイミングで口を開けたり手を上げたり。年相応な少年の顔をした無邪気な2人が見られる、貴重かつ重要な萌えシーンです。
そんな遊園地(デート)で2人はトラブルに巻き込まれ、逃げるようにダヴィドの家に帰ります。お互い怪我をしてしまったため、洗面所で手当てをすることに。……半裸になって(!?)
いや身体の傷の手当てしなきゃいけないので当たり前ではあるんですけど、美少年が2人、半裸、洗面所……。
エロいというか美しいというか、なんというかとてもいいです(語彙力の喪失)。
ガーゼで優しくお互いの傷を拭きあうのですが、痛いところに当たると耐え切れないといったように身体を震わせます。
これは見てもいいものなのか、観客に謎の罪悪感を覚えさせる官能的なシーン。
そうしてこの夜、2人はついに一線を越え……?
晴れて恋人同士となり、物理的にもより一層距離が近くなった2人。
「こいつらどこにいてもキスしてんな……」と思わず心の中で呟いてしまうしまうほど、情熱的な時間が続きます。
ダヴィドの熱がこもったねちっこいキスとスキンシップも、そんなダヴィドにうっとり惚れこむアレックスの表情も、全てがエロくて可愛くて尊いの極み。
そしてもう1つ見て頂きたいのが、2人の体格差。身長差はもちろんなのですが、注目すべきは身体の線。がっしりとした筋肉がついた、厚みのあるダヴィドの身体とは対照的に、幼さの残るほっそりした身体つきのアレックス。この2人が絡み合ったとき、最高のエロスが誕生するのです……。
邪魔するものなど何もないと言わんばかりに愛し合う2人。ですが、夏の終わり、まさかの展開が!
2人は浜辺で、明るく笑顔を絶やさない少女・ケイトと出会います。彼女をヨットに誘ったダヴィドはアレックスをまるで荷物持ちのように扱い、ケイトと楽しそうに談笑してばかり。
モヤモヤしたまま2人とヨットに乗るアレックスの悲しげな表情がつらい……。
嫉妬に狂ったアレックスは翌日ダヴィドを問い詰めますが、ダヴィドは涙ながらに「アレックスの独占欲に耐えられない」と訴えます。愛し合っていたはずの2人の気持ちは、大きくすれ違ってしまっていたのです……。
思いもよらぬ告白を受け、衝動的に店を飛び出してしまったアレックス。ダヴィドは呼び止めますが、アレックスは傷ついたまま帰路につきます。そんな彼と話をしようと急いでバイクに乗っていたダヴィドは、道中事故に遭ってしまい……。
突然の悲劇に絶望のどん底に叩き落されてしまったアレックス。そんなとき落ち込む彼が思いだしたのは、以前交わしたダヴィドとの誓いでした。
「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」
狂おしいほどの愛と絶望の末に、アレックスのとった行動とは……?
心に突き刺さるラストは、ぜひ劇場でご覧ください!
フィルム撮影のざらざらした質感により、思春期のまばゆさと不安定さ、80年代にタイムスリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気を高純度で表現した本作。
一瞬の儚さと永遠の美しさを、大きなスクリーンで実感していただきたいです。
この夏一番の運命の物語、待ちきれない~!!!!!!
セーリングを楽しもうとヨットで一人沖に出た16歳のアレックス。突然の嵐に見舞われ転覆した彼を助けたのは、近くを通りかかった18歳のダヴィドだった。
急速に惹かれ合った2人は、友情を超えやがて恋愛感情で結ばれる。アレックスにとってはこれが初めての恋だった。
互いに深く想い合う中、ダヴィドの提案で「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てる二人。しかし、一人の女性の出現を機に、その日々は突如終わりを迎える。
嫉妬に狂うアレックス、その重さにうんざりするダヴィド。二人の気持ちはすれ違ったまま、追い打ちをかけるように起きた不慮の事故によりダヴィドは帰らぬ人となってしまう。悲しみと絶望に暮れ、生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いだった─。
【監督・脚本】フランソワ・オゾン
【原作】エイダン・チェンバーズ
【キャスト】
フェリックス・ルフェーヴル/バンジャマン・ヴォワザン、
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ/メルヴィル・プポー
【配給】
フラッグ/クロックワークス
【全国公開劇場はこちら!】
東京、神奈川だけでなく全国各地で上映予定
8月20日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開
⒞2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES
コメント3
匿名3番さん(1/1)
20年くらい前のBL小説誌で原作紹介されてたな。これだけ年数経って映画になるんだ。
匿名2番さん(1/1)
死ぬんかい!
匿名1番さん(1/1)
ブロマンスなの?