1
06/16
愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。
2020/03/11 18:51
いま、弊社としては異色のテキストが刊行に向け着々と編集作業中です。堀あきこ・守如子先生編『BLの教科書』。6月下旬刊行予定! えっ有斐閣がBL本出すってよ… 真面目な本です! BLをテーマに卒論や修論を書く人に役立つ、BL研究入門です。(は)
— 有斐閣 書籍編集第二部 (@yuhikaku_nibu) March 9, 2020
最近、『おっさんずラブ』や『きのう何食べた』などBL作品の映像化が進み、普段BLを読まない人でもBLというものに触れる機会が増えてきています。そんな世間がBLブームの中、学問としてもBLを取り扱うことが増えてきているのをご存知でしょうか?
筆者の通う大学でも、BLを研究対象として講義で取り扱うことが多々あり、卒論でもBLを題材に研究をする人が増えてきています。
そんなBLをテーマに卒論や修論を書く人に役立つBL研究入門書である堀あきこ先生・守如子先生編『BLの教科書』が、有斐閣より6月下旬刊行予定です!
『六法全書』などを出している、有斐閣出版から『BLの教科書』が刊行されるなんて……どんな内容になっているか楽しみです!
有斐閣書籍編集第二部のTwitterによると、BL作品だけでなくBLを好む人たち(腐女子や腐男子等)、ファンダム、攻×受のカップリングを妄想するBL的まなざし、BLジャンルの50年に及ぶ歴史、海外での受容のされ方など、BLに関するあらゆる事象にフォーカスした盛りだくさんな内容となっているようです! 詳しい情報はTwitterをチェックしてみましょう。
そして今回は、これまで発売された学術的なBL本の中から、筆者のオススメをご紹介いたします! BLを研究対象として考えている人はもちろん、普段はただ萌えを摂取するためにBLを嗜んでいるという方も、いつもと違った角度からBLを観察してみてはいかがでしょうか?♥
アジアではBLが独自の変容を遂げ、大きな社会的影響力を持っていた。
BL分析から見えるアジアの現状と日本の特異性―――
世界のBL、LGBT(Q)、マンガ研究の第一人者たちがいま解き明かす。
内容
「本書は社会心理学とパーソナリティ心理学の観点から、オタクと腐女子を研究した結果をまとめたものである。オタクとはどのような人物なのか、腐女子とはどのような人物なのか、その一端を明らかにすることを目的とする。客観的なデータを収集し、そのデータを統計学的に分析し、その分析結果からオタクと腐女子の心理と行動を考察していくものである」(「まえがき」より) 「腐女子」とは何者なのか? オタクとはどう違うのか? 大学生1万人以上の統計調査をもとに、心理学の方法論でその客観的な姿を描き出す若者文化・サブカルチャー研究。