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2020/01/14 14:47
欧米BL小説の翻訳専門レーベル「モノクローム・ロマンス文庫」創刊7周年&30冊目の刊行を記念し、1月11日から新書館主催の「モノクローム・ロマンス文庫 ライブラリー&イラスト展」が開催中!
コーヒーショップを併設するギャラリーを会場に、日本の人気イラストレーターが手がける文庫の表紙・挿画イラストの展示や、既刊・オリジナルグッズの販売、原著ペーパーバック・関連書籍の展示など、大満足の内容になっています!
■ 「モノクローム・ロマンス文庫」とは…
2013年に株式会社新書館が立ち上げたM/M小説の翻訳専門レーベル。FBI捜査官と大学教授、行動分析官、海軍特殊部隊など、海外ドラマを彷彿とさせるユニークな職種の登場人物が活躍する作品や、英国王子とニュース記者、ホームズとワトソン、人狼たちといった、魅力的で多岐にわたる関係性をえがいた作品など、選りすぐりのM/M小説を翻訳出版。
さらに、大人の男たちを魅力的に描く日本のマンガ家・イラストレーターと良質なM/M小説をカップリングして、より小説の世界を掘り下げています! 原作の世界観をみごとに表現したビジュアルで、BL読者のみならず、日本の海外小説ファンにも高い評価を得ているレーベルです。
■ 「M/M小説」とは…
M/M小説(えむ/えむしょうせつ)とは、主に欧米で展開される男性同士の恋愛をテーマとした小説のこと。「M」は男性を意味する英単語「Male」の略、「/」(スラッシュ)日本BLにおける「×」。
(注:ただし「×」と異なり、「/」の“左右”は“受・攻”を明確にするものではありません。「A/B」は「Aが攻・Bが受」ではなく「AとBの関係性」の意です)
M/M小説には、
1. それまでのゲイ小説に比べ、女性の書き手が多いこと
2. ネットなどでの二次創作→オリジナルという流れをたどってきた作家が多いこと
など、日本のBL文化と深い共通点があります。
「女性が(主に)女性のために書く」エロティックロマンス。ニッチな市場だったジャンルは08年ごろから大きく成長し、今ではペンギン・グループなどの海外大手出版社も参入するような規模になりました。
M/M小説の作者には、現実のLGBT問題に寄り添ったスタンスをとる書き手が多く、エンターテイメントである一方で、ゲイ差別やAIDSの認識など、社会問題について真っ向から取り組んだ作品も見られます。
日本の萌えと予想以上の共通点もあれば、「そうくるか!」と驚かされることもある、海外育ちの萌えが詰まったジャンル…それがM/M小説です。
それでは、「モノクローム・ロマンス文庫」から出版された小説を何冊かご紹介!
経済記者×英国皇太子
あらすじ
国際的なニュース配信社「グローバル・メディア社」の記者、ベンジャミンは、上司の命令でケニアへ赴く。英国の次期国王ジェームス皇太子を取材するためだ。取材に乗り気でなかったベンだったが、滞在先のホテルで、ひょんなことからジェイムスその人と知り合う。
知的でユーモアのセンスもあり、気さくなジェームスの人柄に好感をもつベン。ジェイムスもまた物書きだというベンの、若きヘミングウェイのような堂々とした佇まいや率直さに引かれていく。ベンの部屋のテラスでチェスを始めた二人は、一つ駒を取られるたびに一つ秘密を打ち明ける取り決めをする。最初は軽いゲーム感覚だったのが、二人の間に不思議な感覚が通い始めた。
世界一秘密の恋が、今幕を開ける――。
ホームズとワトソンを大胆解釈!
あらすじ
ワトソン、君はぼくが何もわかっていないと思っていたのかい? 友情を恋と読み違えたとき、最後の謎が解き明かされる、 ホームズパスティーシュの傑作、22年ぶりに復刊!ベーカー街221Bの下宿で、シャーロック・ホームズとともに暮らすワトソン博士。 ホームズのよき理解者で事件の記録者である彼は、ホームズに対する秘めた想いを抱えたまま毎日を過ごしていた。 そんなある日、美しい夫人がホームズの元を訪れ、同居女性の不可解な言動について調べてほしいと告げる。 事件の解明が進む中で、ワトソンは自分とホームズの関係に向き合うこととなるーー。ホームズとワトソンの関係に新たな光を投げかけた、ホームズパスティーシュの傑作、ファン待望の復刊!
私立探偵イケオジと青年のバディ
あらすじ
とびかう会話とアルコール、カメラのフラッシュ、半裸のバーテンダー。 狂乱のギャラリーでのパーティの翌日、従業員のシーザーが目撃したのは、解除されたセキュリティ・システム、消え失せた1万5千ドルの胸像。 そして腕時計をあそこに巻き付けられて全裸でトイレに転がる、売り出し中の俳優で元恋人シェプの姿だった!! いったい何が起こってる!? 混乱するシーザーはうさんくさくも魅力的な捜査官・ダンとともに調査にとりかかるがーー!?
1/10発売! 大人気シリーズ完結編
あらすじ
収監中の連続殺人犯が共犯の存在をほのめかし、捜査に乗り出すエリオット。だがその矢先タッカーと連絡が途絶える。彼に一体何が――?
FBI特別捜査官のタッカーと、元同僚の大学教授エリオットをめぐる人気M/Mミステリ・『All's Fair』シリーズの完結篇。
「モノクローム・ロマンス文庫 ライブラリー&イラスト展」ご来場の方には、会場限定のしおりがプレゼント! イラストはモノクローム・ロマンス文庫のイラストレーターとしても活躍する門野葉一先生の描き下ろしです。
また会場では「モノクローム・ロマンス文庫 トートバッグ」(本体価格:1,500円)も販売! 肩にかけられる持ちやすい長めの持ち手で、サイズはマチ有りW360×H370×D110mm(船底)。A4サイズのファイルやノートが楽に入ります! しっかりとした生成りのキャンバス地に、こちらも門野葉一さんが描き下ろしたシックなイラストが映える、使いやすい大きさのトートバッグです。
さらに、2020年1月10日には、モノクローム・ロマンス文庫の公式BOOTHショップがオープン! 公式トートバッグを通販でも購入できます。こちらは期間限定2020年1月10日〜1月27日11:59までの受注生産。この機会をお見逃しなく!
【期間】2020年1月11日(土)~1月19日(日) ※1月12日(日)休業
【会場】River Coffee & Gallery リバー コーヒー&ギャラリー
東京都文京区西片2-21-6 紅谷ビル103
【時間】AM8:00-PM6:00
【入場料】無料
【入場特典】会場限定特別しおり ※数には限りがあります。
【展示イラストレーター】えすとえむ、小山田あみ、如月弘鷹、門野葉一、草間さかえ、倉花千夏、高山しのぶ、藤たまき、麻々原絵里依、ヤマダサクラコ、yoco、RURU