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\受けの羞恥顔が見たいBLオタク集まれ/
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2023/01/07 12:00
古くからある寺院や神社には多くの参拝客が訪れ、パワースポットとなっています。その中に実はBLファンが「おっ!?」となるエピソードを持った場所も少なくありません。
今回はそんな、妄想が滾ってパワーモリモリになってしまうスポット9選を、あるかもしれない御利益と一緒にご紹介します!
◆目次◆
1.同性カップルの結婚式を請負! 春光院(京都府)
2.僧侶×稚児エピソードの宝庫! 仁和寺(京都府)
3.陰陽師界のスーパースター出生の地 安倍晴明神社(大阪府)
4.男色のパイオニア、空海が開祖! 金剛峯寺(和歌山県)
5.仏像界の2大アイドル、帝釈天×阿修羅 興福寺(奈良県)
6.伝説の“BL漫画”が眠る… 醍醐寺(京都府)
7.あの歴史最強CPの縁結びの場 新熊野神社(京都府)
8.『男色大鑑』悲しき心中事件の舞台 慶養寺(東京都)
9.XLサイズのシンボル♂がご本尊!? 田縣神社(愛知県)
同性カップルの結婚式を請負!
御利益:推しCPが結婚する
近年、同性パートナー同士の結婚式を請け負うお寺が増えているようです。そのパイオニア、春光院。もともと結婚式の請負は行っていましたが、同性パートナーを持つ女性が「仏前で結婚式を挙げさせてくれないか」と相談に来た際、住職さんが大乗仏教の経典を調べ、教義に反しないと確認した上で引き受けたというのが始まりのよう。
世界は一つであり、排除される存在はない。そんな仏教の教えの実践のために同性パートナーの結婚式の積極的な受け入れを始め、今では海外からも依頼者がいらっしゃるとのこと。皆さんの推しCPには、はよ結婚しろ! と言いたくなるような結婚秒読みCPはいませんか? そんな彼らにここ春光院の資料とゼ〇シィを差し入れしてみましょう♪
僧侶と稚児エピソードの宝庫!
陰陽師界のスーパースター出生の地
男色のパイオニア、空海が開祖!
御利益:萌えへの悟りが得られる
空海こと弘法大師が日本に男色文化をもたらしたと言われていることは、ご存知の方も多いでしょう。男性同性愛行為そのものは当然、人類誕生の時から行われていたはずですし、諸説こそありますが、中国で最先端の文化を見聞してきた空海が女人禁止の仏教界に粋な男色文化ブームを巻き起こしたと言われています。
そんな空海が開いたお寺、金剛峯寺。その後脈々と続いていく、“嗜みとしての衆道文化”の聖地ともいえるのではないでしょうか。
ちなみに染谷将太さんが美しい丸坊主姿で空海を演じた映画『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』は、空海と中国の詩人・白楽天のバディ関係だったり、登場する不思議な兄弟がそういう雰囲気だったりと、BLファン得な作品なのでオススメです♪
仏像界の2大アイドル、帝釈天と阿修羅!
御利益:萌えるライバルBLに出会える
興福寺と言えば、女子人気ナンバーワン、仏像界のアイドル……そう、阿修羅像ですよね! 実は興福寺には美少年で有名なあの阿修羅像だけではなく、もう一人のイケメン仏像が。それが帝釈天立像です。阿修羅と帝釈天、説話の中でも因縁のライバルなのです。
正義の神・阿修羅には絶世の美女と評判の娘がいて、帝釈天に嫁がせようと思っていた。しかし帝釈天はそうとは知らず、ある時彼女を力尽くで自分の妻にしてしまう。
怒った阿修羅は帝釈天に宣戦布告。しかし力の神様である帝釈天に何度戦っても阿修羅は勝てず、戦いの末、阿修羅は恨みに満ちた争いの鬼として永遠に戦いをしなければならない身になってしまった……。
ちなみに、記者が個人的に1番カッコイイと有名な帝釈天は教王護国寺(東寺)の帝釈天像だと思います。象に乗って勇ましい姿がステキです。
伝説の男色絵巻が眠る…
御利益:BL創作パワーが漲る
この醍醐寺はどの辺りが腐女子パワースポットなのでしょうか? 実はここに所蔵される『稚児草子』は、稚児と僧の性愛事情を物語絵巻としてエロティックなイラストと共に綴った貴重な資料なのです。BL文学を嗜む皆様にはおなじみ、三島由紀夫や稲垣足穂もこの絵巻物について言及しています。
巻物にはこんなエピソードが。
仁和寺に、毎晩違う稚児と“添い寝”する老僧がいた。
ある稚児が、一晩添い寝したときに本当に寝ただけだったので、次からは入念に“下準備”をしてから寝床へ行くことにした。
その準備の内容というのが、下男を呼んできて、お尻を張型で突かせたり、丁子油を塗り込んだり、火鉢で温めたり……というものだった。お手伝いをする下男も色々と「盛り上がって」しまったとかしなかったとか。
この稚児はその心がけが老僧に気に入られ、毎晩お供をするようになりましたとさ。
そういえば、また仁和寺ですね。恐ろしや仁和寺。
残念ながらこの『稚児草子』、本物は滅多に見ることができません。それこそ秘仏のようでありがたさ満点、パワーも漲ってきそうですよね。
あの歴史最強の2人、縁結びの場
御利益:求めていたBL作品との縁結び
「新熊野」と書いて「いまくまの」と呼ぶこちらの神社は、こちらの記事でもご紹介させていただいている室町幕府将軍・足利義満と能楽大成者の世阿弥が出会った「始まり」の場所です。
義満16歳、世阿弥11歳の時のこと。巡業中の猿楽一座が話題となっており、噂を聞きつけた義満が新熊野神社でその一座に公演をさせます。その舞台で、子役の世阿弥くんのあまりの美しさにフロア沸騰。義満は世阿弥を寵童とし、一座のパトロンとなりました。
能楽発祥の地として芸能向上の御利益のほか、二人が結び付けられたことよって素晴らしい芸術が大成されたということで、縁結び神社としてもお参りされています。二人の出会いの時が描かれた縁結びのお守りが手に入るそう。
『男色大鑑』悲しき心中事件の舞台
御利益:推しCPの攻めのアレが最強になる
豊穣や子孫繁栄のパワースポットとして知られるこの神社に訪れると、アレの形をした鈴や亀の頭のような石、意味深に並べてある2つのタマなど、ありがたいモチーフが隠れミッ◯ーのように散らばっています。もはやゆるキャラのように出てくるあまりのチ◯コとの遭遇回数の多さに、伝説のコミックス『ちんつぶ』を思い出す……。
それだけではありません。珍祭として有名な「豊年祭」では、子孫繁栄や豊かな1年を祈願して毎年行われ、なんと巨大なチ◯コの形をした御神体を祀った御神輿を男たちが担いで練り歩くのです。死ぬ前に一度は見てみたい! 御神体をさすりながら、推しCPの繁栄をお祈りしましょう。
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いかがでしたでしょうか。いにしえのお寺や神社も、見方を変えれば我々BLファンの強力なパワースポットになるのです。訪れる機会があれば、足を運んで精力補填されてみては?
コメント7
匿名1番さん(1/1)
この記事面白い〜〜!
よく思いつくな、こういう記事。
歴史のせいか、関西強いね!
匿名2番さん(1/1)
農耕文化では、性は五穀豊穣の象徴なのです。
大別すると、➀男根神輿系と、②棒状の男性のシンボル系、③男女神輿合体系の3つに分かれます。
日本人は古来より性におおらかな民族なので、TL系BL系関わらず、エチエチ話やチンチン祭りはいっぱいありますよ。
匿名3番さん(1/1)
隠れ○ッキー面白すぎる
匿名4番さん(1/2)
日本で初めて男装したのはアマテラス。初めて女装して男とセックスしたのはヤマトタケルですからね
日本の仏様、観音様も男でも女でもない性別を超越した存在として信仰されてます。
日本は神話の時代からBLエチエチ民族なんですよね。BLや男色は日本文化と言えますね。
匿名5番さん(1/1)
京都強すぎ
うちの地域(中国地方)には無いのかな?
詳しい方に全国MAP作っていただきたいです!
匿名4番さん(2/2)
ダヴィンチから
日本史における最古のBLは、『古事記』に出てくるヤマトタケルのクマソ退治のエピソードに認められるようだ。タケルは女性の衣裳を着て童女に変身し、クマソの邸内にまんまと侵入、女装したタケルを見たクマソは油断して彼と戯れているうちに討たれてしまうという筋書きである。
だが、『日本書紀』にある同エピソードの記述によると、ともに寝所に入り「弄る」という行為に及んでいる。「弄る」とは、まさぐる、もてあそぶということ。クマソはタケルの体を弄った時点で男であると気づいたはずなのだが…。クマソは楚々とした美少年風情の肉体に溺れて死に至った可能性があるというわけだ。
匿名6番さん(1/1)
こちらのコメント欄にて、歴女姐さま方によるBL歴史講座面白いですね!
日本神話、殆ど読んだ事なくて知らなかったのですが妄想捗りそうです。
是非、日本神話にフューチャーした腐向け特集書いて欲しい!