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熊谷健太郎初受け!佐藤拓也と“熱っぽく”アラブを… BLCDインタビュー

2019/05/31 16:41

五月女えむ原作 ドラマCD『サハラの黒鷲』6/26発売

 

 

とある砂漠のオアシスの外れで奴隷を売買する青年・通称「黒鷲」が、媚薬のような精液を持つ調教師・アルキルに調教されてしまう――五月女えむ先生の人気漫画を原作としたドラマCD『サハラの黒鷲』が2019年6月26日に発売されます! これに先駆け、BLCDレーベル「フィフスアベニュー」よりキャストインタビューが到着しました。

今回のドラマCDでは「黒鷲」ことロキ役の熊谷健太郎さんが初めての受け役です! 攻めのアルキル役は佐藤拓也さん、サブキャラクターのトール役に榎木淳弥さん、イングル役に山下誠一郎さん、グラン役に木島隆一さんという豪華な声優陣となっています。また、アルキルとロキの絡みのシーンはなんとノーカット! 原作ファンにも嬉しい仕様ですよね! 視聴も公開されているので気になった方はぜひご覧ください。

インタビューでは作中で印象に残ったシーンや作品になぞらえて熊谷さんと佐藤さんがとりこになっているものなど盛りだくさんです! それではどうぞお楽しみください!

 

 ドラマCD『サハラの黒鷲』取材コメント


左:佐藤拓也 右:熊谷健太郎

 

■本日の収録のご感想、共演のご感想をお願いします。
・熊谷健太郎
受け役が初めてだったのですごくドキドキしていたんですけども、佐藤さんに引っ張っていただいて、楽しく演じさせていただきました。ファンタジーな世界観のBL作品に出演するのが初めてで、ロキのようなツンデレな部分があるタイプの役も初めてという、初めて尽くしの作品だったので、収録前は本当に緊張していまして……。でも、収録が始まると、キャストの皆さんとの掛け合いの中で緊張が解れ、リラックスして演じることが出来ました。じっくりと会話をして、身体を重ねて、心を重ねて……という、BL作品の掛け合いの楽しさを改めて実感出来た収録でした。

・佐藤拓也
「サハラの黒鷲」のドラマCD化が発表された時、原作ファンの方々が盛り上がっていらっしゃったので、責任重大だなという気持ちで臨ませていただきました。演じるうえでは、相手役のロキが熊ちゃんだと聞いていたので「何も心配がない!安心安心!」と思っていて、実際に熊ちゃんのお芝居を聴いたら、ロキに対してすごく愛情を注いで役作りしてきたんだなっていうのを感じました。熊ちゃんが受け役をやるのが初めてだって知らなかったんですけど、初めてとは思えないくらいすごく熱っぽく演じてくれて、僕も非常に楽しかったです!一緒に丁寧にお芝居が作れたとても有意義な収録でした。


■ご自身の演じたキャラクターの印象を教えてください。
・熊谷健太郎
ロキのことを知らない人間から見えている「奴隷商人の黒鷲」と、ロキの本質を知っている人たちから見えるロキの姿って対照的に見えると思うんです。ロキは若くして両親を亡くし、奴隷商の主人として責任を背負って生きていかざるをえなかったので、心優しいロキが強いものを纏わなきゃいけなかったんだろうなというのは、まず感じました。それが、奴隷商人の黒鷲の負けん気の強さや気位の高さに繋がっているのかなと。その纏ったものを一枚一枚少しずつ脱がして、ロキの本質を晒してくれた存在がアルキルなんですよね。アルキルによって素のロキがどんどん出てきて、ちょっと素直じゃない、でも根は優しくて、すごくかわいい人なんだなっていう印象になりました。これからも受難の道は続くかもしれませんが、ロキには幸せになってほしいです。

・佐藤拓也
アルキルも重い過去を持っているんですが、生まれてきた環境とは全然違う世界に生きなければいけないという状況から、どうやって今の立場を自分の中で成立させて生きてきたのだろうと思いました。アルキルが、自分のことを「調教師だ」って達観した表情で言うんです。良かったことを探す方が難しいであろうアルキルの過去を思うと、積み重ねてきた人生の重みを感じさせないためにはどうしたらいいのか、というところに心を砕きました。ロキの背中を見ながらの「この背中は家族を待つ背中だ。」っていう台詞が印象に残っているんですが、奴隷商人という売る側と売られる側の関係にもかかわらず、血も繋がっていない奴隷たちに親愛の情を持っているロキに対して、自分にはない光るものを見た時のアルキルの驚きというか羨望というか……。ロキに興味をもったのは、自分の体質(媚薬の効力がある精液)が効かないというのもひとつあったと思うんですけど、それ以上に、ロキはアルキルにないものを持っていて、親愛の情を持つ者に囲まれていることに対して焦がれる気持ちがあったのかなという印象を持ちました。そう思うと、アルキルとロキの距離がどんどん近付いていって、お互いにお互いを望むようになったのも納得するなぁと感じます。深いお話だなぁと思いながら、原作を読ませていただきました。


■お気に入りの台詞や印象に残ったシーンを教えて下さい
・熊谷健太郎
お気に入りのシーン、沢山あるんですよ!アルキルを案じてちょっとぶっきらぼうに魔除けの首飾りを渡すところだったり、ロキがアルキルに対して真の名を教えるところだったりもそうなんですけど、ロキとして色々考えた時に、一番は「愛しているって言われたのは初めてだ……。」とロキが言うシーンです。佐藤さんがおっしゃってくださったように、奴隷商人と奴隷という形だったり、母親の親友であるマダムだったり、ロキは親愛の情に囲まれているんです。そんな慕われて生きてきた中で、愛のジャンルが違う、身体も心も含めて全て求めてもらっての「愛している」は言われたことなかったんだ……ってちょっと驚きもありました。しかも、そういう意味で初めて「愛している」って言われたのが、壮絶な過去を経て、今の調教師という立場に落ち着いて、色んな人たちを調教して送り出して、っていう公私の区別をしっかり分けないとやれない仕事をしているからこそ今まで誰にも執着を持ってこなかったアルキルからで。初めての「愛している」を、初めて受け取ったっていうところがすごく印象深かったです。多分それを素直に「うわぁ、嬉しい!」とは言えないロキの姿も愛しいなと思いました。
 
・佐藤拓也
ロキの名前を呼ぶシーンです。本当の名前を知られると呪いに使われてしまうという世界で、ロキから真の名を教えてもらえた時は、愛してもいいよと許されたような気持ちになりました。全体を通してアルキルがロキの名前を呼ぶのはあまり多くはないんですが、だからこそ名前を呼べる喜び、名前を呼んだ時に応えてもらえる喜びを、熊ちゃんと演じていく中で感じることが出来ました。自分の名前にそこまで思い入れがなかったり、あんまり自分の名前が好きじゃないっていう人もいらっしゃると思うんです。でも名前って、誰かがその名前をつけた時の想いだったりとか意味があって、その人たらしめる名前を呼ぶことで、愛おしさをより感じられた気がしました。なので、ロキの名前を呼ぶシーンはすごく好きなシーンですね。
 
 
■アルキルの精液は誰もが虜になってしまうものでしたが、お二人が今虜になっているもの、ハマっているものはありますか?
・熊谷健太郎
麩菓子ですね。
 
佐藤:麩菓子!?へぇ~!
 
にんじんのポン菓子あるじゃないですか。一時期あれを食べたい欲がすごくて、ネットショップで注文して食い荒らしてたんですよ。でも、その欲って落ち着くもので……。
 
佐藤:流行りはひと時経つと落ち着くよね、うん。
 
次に僕の心が「あっ……すごい食べたい……欲しい……!」ってなったのが、なぜか麩菓子で。ネットショップで注文して、家で台本読みながらもそもそと貪っていると思うんですけど……「貪っていると思うんですけど」!?自分のことなのに他人事みたいになっちゃいました!(笑)
 
佐藤:ソウナンデスネー(笑)
 
あはははは!!(笑)
麩菓子は太らない気がするんですよね。あんなに軽いじゃないですか。中も空洞がいっぱいあるわけですよ。空気が沢山含まれているっていうことはそこから逃げていくんで、カロリーゼロですね。

佐藤:そうだね……麩菓子は溶けるし……。

溶けるっていうことはカロリーも溶けてるということなので。

佐藤:あんなんでカロリー高いわけないもんね。

ないです!!むしろマイナスです。

佐藤:そうだよね。めちゃくちゃ痩せちゃうじゃん、熊ちゃん!(笑)

どうしよ……。(笑)

佐藤:ヤバ……痩せちゃうよ……。(笑)

どうしよ……。(笑)

佐藤:気を付けて。(笑)

気を付けます。(笑)
麩菓子じゃなくてもう少しお肉も食べます。……というわけで、ハマっているものは麩菓子です(笑)

・佐藤拓也
今、朝ヨガにハマってるんですよ。僕あんまり朝強くなくて、ジョギングに行く時間もないし、緩やかに、かつ、ちゃんとスイッチが切り替わること何かないかなって探してた時に、ヨガをやってみようと思いまして。朝、1杯お湯を飲んで、出来れば10分、15分かけてヨガをやるっていうのを日課にしています。もうかれこれ2ヶ月くらいやってるんですけど、最近は朝忙しくてもヨガをやらないと逆に気持ち悪くなってきちゃって。
 
熊谷:もうしっかり習慣になってるんですね。

うん。身体がちょっとまだ固いなぁとか、そういう気持ちになってきちゃって。習慣になってきましたね。

熊谷:朝ヨガかぁ……。

最初片足で立つとか出来なかったんですけど、ちょっとずつブレる頻度が少なくなってきたんですよ。そういうの感じると楽しくなってきちゃって!

熊谷:片足立ちもしっかり体幹の筋が通ってくるんですか?

そうそうそう。朝ヨガ、最近ハマってます。

熊谷:朝の10分かぁ……(悩)

朝の10分をとるためには、やっぱり30分くらい早起きしなきゃいけないから、朝活も捗っていいよ!


■ファンの皆様へメッセージをお願いいたします。
・熊谷健太郎
ロキを演じさせていただけて、本当に光栄で幸せでした。色々と考えながら、大事にロキを演じさせていただきました。ロキの周りを固めてくれたイングルだったりトールだったりマダムだったり、そして何より大切なアルキルを含めて、素敵な座組でやらせていただいて、すごく充実感のある収録でした。「黒鷲」から段々「ロキ」になっていく彼の変化だったり、それぞれのキャラクターとの関係だったり、護るための戦いがあったりと、色んな深いところのある作品です。原作コミックスと併せてドラマCD「サハラの黒鷲」を楽しんでいただければと思います!

・佐藤拓也
収録自体もとてもスムーズで、熊ちゃんを始め素敵な役者さんたちと共演が出来、非常に楽しくやらせていただきました。収録が終わってしまった今となっては、愛着すら感じる作品になりました。是非ひとりでも沢山の方に聴いていただきたいです。原作しか知らなかった方はドラマCDを聴いていただいて、まだ原作を読んでいない方は原作を読んでいただいて、皆さんの作品愛を育んでいただけたら嬉しいですし、またどこかでお会い出来たら更に嬉しく思います。「サハラの黒鷲」とロキとアルキル、そして彼らを取り巻く人たちを末永くよろしくお願いします。


ドラマCD『サハラの黒鷲

 
 
◇あらすじ
とある砂漠のオアシスの外れで奴隷を商品として売り買いする『黒鷲』という通り名を持つ若く艶やかな青年がいました。ある日、客に売った奴隷・グランの恨みを買い、どんな人間をも従順にしてしまう媚薬のような精液を持つ調教師・アルキルの元へ連れていかれ、グランの性奴隷になる日まで調教される毎日をおくります。しかし、一向に屈する姿を見せない黒鷲にアルキルは特別な感情を抱き始め―――。
 
発売日:2019年6月26日
原作者:五月女えむ
発売・販売:フィフスアベニュー
税込価格: ¥3,240
キャスト
ロキ:熊谷健太郎
アルキル:佐藤拓也
トール:榎木淳弥
イングル:山下誠一郎
グラン:木島隆一
マダム・アンネーリス:河村梨恵
マキシュ:小林千晃
ヨド:柳晃平
リューナ:白砂沙帆
ロキの父:笠間淳
ロキの母:杉山里穂
呪い師:三浦勝之
奴隷:木田祐

■フィフスアベニュー限定盤
淫らな描き下ろし小冊子を音声化した特典ドラマ+メインキャスト4名(熊谷健太郎、佐藤拓也、榎木淳弥、山下誠一郎)による巻末トークCD付!
3,800円(税抜) 
※特典ドラマは、コミックスの全員応募サービス小冊子の内容となります。

◇特典情報

Shop Fifth Avenue特典
キャストトークCD(熊谷健太郎・佐藤拓也) 付与期間:2019年7月31日まで
※フィフスアベニュー限定盤・通常版、いずれも同一の特典です。

ホーリンラブブックス特典
五月女えむ先生描き下ろしリーフレット

コミコミスタジオ特典
五月女えむ先生描き下ろしペーパーA

とらのあな特典
五月女えむ先生描き下ろしペーパーB

アニメイト限定盤(品番:FACA-0303)
差し替えアナザージャケット

ステラワース特典
L判ブロマイド+キャストサイン色紙抽選プレゼント(熊谷健太郎・佐藤拓也・榎木淳弥・山下誠一郎・木島隆一)

その他詳細は、フィフスアベニューのサイトでご確認ください。
 
(C)五月女えむ/ジュネット

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