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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2019/01/08 13:17
昨年の4月、川唯東子先生のコミックス『Marble』が発売されました。とあるフレンチのビストロを舞台に、料理の腕は超一流なのに極度に愛想がないシェフ・近森と、そんな彼の料理に惚れ込み、細やかなサポートをするソムリエの梶が、ゆっくりと恋を自覚していくお話です。
380ページを超えるボリュームのなかには、恋愛はもちろん、個性溢れる脇役、美味しい料理の描写も魅力的に詰まっており、発売から9カ月となる今も高い評価が続く2018年指折りのヒット作となっています!
実はこの作品、川唯先生にとっては6年ぶりとなる新作コミックス。2013年から雑誌連載がスタートし、2018年に待望のコミックス発売となりました。そういった事情もあり、今作で初めて川唯先生の漫画を読んだという方もいらっしゃるのでは。
川唯作品の魅力はなんと言っても、無条件で萌えてしまうような王道のストーリー! そして一際不愛想な近森のように、終始無口だったり、ものすごくポジティブだったり、超乙女だったりと、どこか極端な性質をもつキャラクターたち♥ 今回はそんな「王道」×「極端」で萌えさせてくれる作品たちを、『Marble』以前からピックアップしてご紹介したいと思います!
お仕事×BLならこの作品
あらすじ
我が儘でいい加減な西岡は27歳で独立した気鋭のカメラマン。その彼と仕事で必ず成果を上げるのが広告代理店に務めるヤリ手の松川。一見、仲が悪く見える2人には、とびきりの恋のドラマが…!?(全2巻)
おすすめポイント
川唯作品を引き立てる大切な要素の一つが「お仕事」なのですが、本作の2人は、まさにお仕事で繋がったカップルです。我が儘と傲慢さで周囲を振り回しながらも、確かな才能とプライドをかけ写真を撮る西岡、優秀なビジネスマンで西岡と組む仕事に誇りを持っている松川。仕事に生きる男として、プライドを貫くのか、恋に翻弄されるのか……恋と働く男、どちらも堪能したい方にオススメです!
絵画にまつわる非BL… でも萌えるんです
“不幸”だったから惹かれ合った
あらすじ
事故でピアニストの夢を諦めた岸本と、恋人に捨てられて自暴自棄になっていた桐谷。不幸を共有する二人は、気付けば身体の関係を持つまでに気を許しあっていた。でも、この出逢いが思わぬ方向へ…!?
おすすめポイント
出会ってすぐ、素性を明かさぬまま身体の関係を持った岸本と桐谷。その後思わぬ形で「本当の自分」同士で出会うことになるのですが、ここで受けの桐谷視点から岸本視点へと切り替わる描き方がとても巧みです。岸本からも読者からも、途端に読めなくなる桐谷の本音。それが見え始めたとき、物語は二度幕を開けるのです。
純愛乙女攻めに癒される温かラブコメ
おすすめポイント
男前な性格の攻めが多い川唯作品のなかで、乙女攻めを堪能できる貴重な作品。ゲイである受けの芹沢は、過去変な男に引っかかった経験から、強面ながら優しい、しかも年下のノンケである攻めの分かりやすい想いに気後れしがち。多くの場合、ここで「まさか自分なんか」と卑下しがちですが、芹沢は「もしかして俺のこと好き?」と察して、奥手な攻めをリードしてあげるのです! 私的な趣味ですが、川唯作品に時々登場するこの「受けが突然見せる度量の大きさ」にとてもキュンときます。
男前攻め×天然健気受けの宝箱
担当BLソムリエ:神谷浩未 |
コメント2
匿名1番さん(1/1)
先生の本全部持ってます。
大好きです。
fumika67さん
胡桃の中って非BLレーベルだったの?
バリバリBLだと思ってた