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【第6回BLソムリエ検定】筆記試験解答
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2018/06/02 10:00
朗読・寸劇・生演奏で送る新感覚BLイベント!
去る5月26日、ちるちる発のBLイベント『CHILL CHILL BOX~3rd.present BLの宴~』が光が丘IMAホールにて開催されました! 『BLの宴』もなんと3回目……! ひとえにご来場頂いた皆さま、ご出演頂いた皆さま、そして関係者さまのお力添えあってのものです。改めて御礼申し上げます……‼
中島ヨシキさん演じるアンリ(安里)クレール 白井悠介さん演じる高遠皐月
2018年のテーマは「緑のもえる学び舎で」。少年たちの儚く美しいドラマを【朗読】【寸劇】【バイオリン生演奏】の3本仕立てでお送りましたが、いかがでしたか? しっとりとした雰囲気で展開した前半の朗読パートから一転、爆笑のオンパレードだった後半のトークパート! 大盛り上がりだったイベントの様子を当日の写真とともに振り返っていきましょう~!
余韻から未だ抜け出せないでいる方はもちろん、残念ながらお越し頂けなかった方もぜひ本レポートでイベント当日の雰囲気をお楽しみ頂ければ幸いです♪
村田太志さん演じる『パーチ』:グレン・オーウェン
物語の舞台は、英国の“パブリックスクール”や“寄宿舎学校”に着想を得た、架空の学園です。
主人公の高遠皐月は16歳、高等部の二年に進級しますが、年の初めに起こった悲劇的な別れを引きずっていました。
生徒たちみんなから愛されていたある美しい生徒、エルヴェ・クレールが亡くなったのです。
皐月にとって、エルヴェは大切な存在で、母のように慕っていた存在でした。
その死を悼む気配がまだ色濃い学園である出来事が起こります。
新年度と共に問題児アンリ・クレールが学園にやってきたのです。そして彼はなんとエルヴェの弟!エルヴェとなにもかも違うアンリに皐月は…?というストーリーが会場で朗読されました。
昼の部、夜の部ともに、来場されたお客さまは声優さんの一言一言を真剣に聞き入っていました。
後日いただいたアンケートには、初めて朗読劇を鑑賞したが感激した!というコメントをたくさんいただきました。ありがとうございます!
朗読劇の次はキャスト陣の“素”が垣間見えるトークパート! 司会役・波多野さんによるキャスト紹介の際、「アンリ・クレール……」と呼ばれるや否や「ハイッ‼」と元気よく声を上げた中島さん。食い気味の返事に会場の皆さんは大爆笑! 白井さん、村田さん、中澤さんも中島さんに続けと言わんばかりの張り切りよう。冒頭からフルスロットルのキャスト陣にすでに大盛り上がりです!
生徒役4人の息がピッタリ
【あの頃のメンタル強化】
Q .学生時代に一番メンタルを鍛えられた出来事は?
「学校に行くこと自体がメンタル強化」と切り出す中島さん。仮病で休むために体温計を学習机のライトに近づけたというエピソードを披露すると、中澤さんが立ち上がって同意! しかし、水銀の体温計だった中澤さんに対して平成っ子・中島さんはデジタル体温計だったという事実が発覚。昭和と平成の違いが早速顔を覗かせた瞬間でした。
Q. 記憶に残る給食メニューは?
好きなメニューは「あげぱーん♡」な中澤さん
ハーゲンダッツが給食に出たと言う中島さんの発言に平成イジり再び!(笑) 一方、村田さんの学校では鯨が出たそう! 年長者ならではの発言に「時代感じるな~」と白井さん。中澤さん初の「牛乳パックだったか牛乳瓶だったか」論議も大変盛り上がっていました。
容赦なくイジる白井さんと中島さん(笑)
お母さんの豚汁が一番好きな白井さん、カレーの話から同級生の話に発展した村田さん、酢を使った料理が苦手な中澤さんと、皆さんの意外な一面が明らかになったコーナーでした♪
Q .変わったあだ名はあった?
昔呼ばれていたあだ名を由来とともに披露していく皆さん。校舎から落ちたのにあだ名に繋がらなかった白井さんの仰天エピソードに始まり、「なも」と呼んでほしい中澤さん、村田さんの「毛力(もうりき)」問題、中島さんのあだ名付けなど、このコーナーでも予測不能の展開が繰り広げられました(笑)
村田さん「もみあげの毛力? 毛のハネようとする力がすごくて……」
中島さん「ファンからも呼び捨て」 白井さん「カタカナだもんね(笑)」 からの~あだ名付け!「やっぱりキヨシじゃないかなぁ……」な白井さんに一同爆笑‼
Q. 学生時代の部活は? 戻れるなら何をやりたい?
ハンドベル部だったというユーザー投稿を受け、すかさずマネし始める御三方。年長者の村田さん、流されません(笑)
演劇部・放送部を中心に6つ掛け持ちしていた猛者・中澤さん。この頃から声優になりたいという気持ちがあったとか! 村田さんは女子にモテるという理由で野球部から陸上部へ「魂を売った」とのこと(笑) 長野出身の白井さんは山岳部、中島さんはバスケ部だったそうですよ~。因みにこの時、中島さんの「僕はバスケ部でした」を「スケベ!?」と空耳してしまった白井さん! ご自身の発言にウケてしまい、中島さんに即ツッコまれていました(笑)
中島さん「自分で笑っちゃダメでしょ~!?」
Q. 男子ばかりのクラスと女子ばかりのクラス、どっちがいい?
女子ばかりのクラスに賛同する中、女子校出身のお姉様がいる中澤さんはちょっぴり渋そうな表情。
白井さん「見ている分には……」 中島さん「自分も溶けこまなきゃダメでしょう」 中澤さん「じゃあ女装するしかない?」 村田さん「女装したいんですか?」 なんともテンポのいいやり取りに会場からはクスクスと笑い声も。
女子校の話からクラス替え、合唱コンの話など次々に話が広がっていく中、ここで司会の波多野さん! 「BLの宴ですから、男子独特の友情の話をしましょうか。部活でもあったんじゃないですか?」とナイスな誘導‼ 会場からも期待に満ちた歓声が漏れ聞こえてきます。口火を切ったのは中島さん。「好きだった女の子が自分の友人に恋をしていた。その話を延々と聞かされる地獄を味わったけれど、結局ふたりをくっつけた」そんなつらい(?)過去を話してくださった直後、比較的静かだった観客席からどなたかの笑い声が!?
思わず席を立ち、「オレが自分の気持ちを押し殺すのが面白いか!?」
まさかの展開にご来場のお客様はもちろん、ちるちる取材班もお腹が痛くなるほど笑わせて頂きました~!
■プレゼントコーナー
サイン入りパンフレットを抽選で1名の方にプレゼント! BLの宴ということで4人で箱に手を入れるのかと思いきや……!?
祈る係3名+引く係1名という謎の構図に……。
当選された方、おめでとうございました!
■イベントの感想
そして、イベントもついに終了。改めて皆さんに感想を伺います。昼の部での皆さんのコメントもとっても素敵だったのですが、ひとりのBLファンとして夜の部のコメントにひどく心を打たれた筆者。誠に勝手ながら、以下夜の部でのコメントをご紹介させて頂きたく思います。
中島さん「僕自身、2017年からBL作品への出演が増えました。今年はBLアワードのナレーションもあり、僕の人生で(BLは)大事なジャンルになりました。BLはニッチで、万人にウケるジャンルではありませんが、誇りを持って僕はやっています」
白井さん「様々な作品がある中で、BLは改めてピュアな作品が多いと思いました。自分自身もBLへの出演で成長できているな、と。今日は緊張もあり、色々ありましたが(笑)、皆さんの前で朗読できて良かったです」
村田さん「BLのイベント自体、あまり存在しないですよね。そういう意味でちるちるさんがパイオニア。これから朗読劇という新しいジャンルを切り開いていけるんじゃないかと思います」
中澤さん「BLは平安時代くらいから日本に深く沁みついているジャンルだと思うので、今ここに立っているということが感慨深いです。ギャグも愛憎劇もあるこのジャンルに自分も携わることができて誇りです」
3回目となった『BLの宴』。朗読と寸劇と生演奏という未知の領域でのイベントでしたが、会場が大きな拍手に包まれた瞬間、BLというジャンルの素晴らしさを改めて実感しました。
中島さんの仰ったようにBLはニッチなジャンルです。にも関わらず、誇りと誠意を持ってキャラクターを演じてくださる声優の皆さんと、そして会場に足を運んでくださるファンの皆さまがいる……。こんなに素敵な世界はないと、筆者は強くそう思います。
願わくば、来年そして再来年と、このイベントが続いていきますように……!
美しい朗読を披露してくださった白井さん、中島さん、村田さん、中澤さん、波多野さん。観客席でアクティブな演技を見せてくださった大高さん、藤波さん、三原さん。切なくノスタルジックなメロディーを奏でてくださった専光さん。そして会場に足を運んでくださった皆さん。本当にありがとうございました‼
また会場に足をお運びいただけなかった方に、
当日、会場内で販売して好評だったパンフレットを限定通販いたします。
白井悠介さん、中島ヨシキさん、村田太志さん、中澤まさともさん、波多野和俊さんの撮り下ろし写真とシナリオ森悠先生のスピンオフ小説が掲載した話題のパンフレットです。
【価格】 2000円
【送料】1回の発送につき400円
すべて税込みです
おひとり5部まで
2018年5月26日(土)
会場
東京都練馬区 光が丘 IMA HALL
出演者・白井悠介、中島ヨシキ、村田太志 中澤まさとも、波多野和俊
藤波瞬平、三原一太、大髙雄一郎
バイオリン 専光秀紀
シナリオ 森悠