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【嫉妬】受けが大好きすぎてブチギレてしまう攻め様5選【すれ違い】
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2018/02/08 12:10
一般作品の中にある、“BLを明言しない究極のブロマンス”に物凄く心打たれる経験、ありませんか? 性的な関係を持たないバディ物が至高の萌え…って方多くいらっしゃると思います。そこで今回は、腐女子が悶える一般漫画と題し、ブロマンス漫画5作品を紹介していきます!
ルネサンス期のヨーロッパを舞台にした歴史ファンタジー!
身体に触れられることが止血の条件!?
あらすじ
事件は、“殉職”より始まる…。警視庁特命捜査対策室第六係の黒岩警視と朝子巡査。被害者の残留思念に“感応”する特異な捜査方法で、不可解な事件の真実に迫る! 鬼才が描く“異能”刑事ドラマ!!
テレビドラマ化もされた漫画『トクボウ 朝倉草平』の作者であり、昨年『雪と松』で初BLコミックスを発表した高橋秀武先生。そんな先生のバディ物である今作は、青年漫画の中で開花していく黒岩警視と朝子巡査のブロマンスがたまりません。特異能力を生かして事件を解決に導いていくストーリーや、事件にまつわる複雑な人間模様も、大変読み応えがあって面白いのです!! 朝子巡査の流血描写が沢山ありますが、その流血を止めるのに「なくてはならない存在」が黒岩警視で……。二人の不思議な距離感を是非ご自分の目でお確かめ下さい!
伏線を回収していく様が圧巻!
あらすじ
21世紀後半の日本。死んだ人間の脳を120%活性化させることで生前の記憶を視覚化する技術が確立し、記憶を映像として再現できるMRIスキャナーが発明される。科学警察研究所法医第九研究室:通称【第九】は、秘密保護法の下、これを利用したMRI捜査を導入。被害者の脳内映像を手掛かりに解決不能とされていた事件の真相が暴かれていく。未来を信じて第九に配属された新人の青木と、壮絶な過去を持つ美貌の室長・薪は、迷宮入りとなった猟奇事件の捜査を進めるが、彼らの前に連続殺人犯・貝沼が現れる。それは死者の記憶を探索し、パンドラの箱のような被害者と加害者の【秘密】をも暴く、想像を絶する過酷な戦いのはじまりだった。
こちらの作品も2016年に映画として実写化されています。主人公が所属する「第九」が行うMRI捜査とは、死者の脳みそを用いて記憶を映像化することなので、恐ろしい幻覚や殺す・殺される瞬間も擬似体験してしまう訳です……。恐ろしい! けど面白い!
ずば抜けた頭脳と美貌を持つ薪さんには鈴木という亡くなった元相棒がいて、その鈴木に新人の青木はどこか似ています。何故亡くなったのか、その理由もまた切ない。また、第九の仲間や事件に関わる人々も全員キャラが立っていて愛着がどんどん湧いてくること間違いなしです。
「認められたい」「いっそ殺されたい」そう思える存在って名前の付けられない関係にあるのかもしれません。やっぱりバディで捜査物は極上のブロマンス……。是非全巻読破していただきたいです!
孤高の主人公が信頼関係を築いていく… 胸がきゅっとなる作品
脆弱な軍に排出する人材を養成する学校として悪名高いイルゲネス軍学校に入学したフォン。誰もが羨む要素を兼ね備えて、将来を有望視されていたが、どうしても周囲となじむことは出来なかった。そんなフォンの心を唯一かき乱すのは、寮で同室となった奔放な青年・ジェイクの存在で…。
遺伝子工学が発達した、イルゲネスという島を舞台にした物語。フォンは非凡な頭脳と容姿で周囲から浮いた存在だったのですが、5歳年上の陽気なルームメイト・ジェイクのおかげで、少しずつ心打ち解けていきます。黒髪美形と金髪美形が黒い軍服を着ているなんて……。心奪われずにはいられない!
さらに普通の学園生活にとどまらず、クローン生産を巡る闇社会も絡んだ重厚なストーリーとなっていますので、興味を持たれた方は是非とも手を出して頂きたい作品です。ハラハラドキドキのストーリーが美麗な作画と共に展開されていきますよ!
ちなみにこのコミックスは小説版の13年前のお話。小説未読のみなさんはぜひ、小説『イルゲネス』もチェックしてみてください…♪
兄の絵を愛し、その才能に嫉妬する弟
あらすじ
画家と画商…ふたりの“ゴッホ”の伝記浪漫――19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった! 兄弟の絆、確執、そして宿命の伝記!
主人公のテオドルス・ファン・ゴッホ(愛称テオ)は、一流画廊「グルーピー商会」の支店長で、客の好みや習慣を記憶しており、相手の行動を先読みすることができます。そんな才能を持つことから 彼は「ソルシエ(魔法使い)」と言われていました。テオは兄のフィンセント・ファン・ゴッホに憧れており、兄の絵は世界を変えると思っているのですが、自分には無いその才能を憎む感情も合わせ持っています……。
一方でフィンセントは、テオに「将来、画家になれ」と勧められ、パリで人が精一杯生きる姿を好んで描きます。そして、自分に絵を与えてくれたテオのことを、自慢の弟で凄い画商だと思っているのです。
この、弟が兄に愛憎入り混じった複雑な感情を抱いているところが、魅力的! 兄の絵を愛するが故に嫉妬し、その思いを隠したまま、兄の擁護者となり続けるテオ……。兄弟姉妹を持つ人々の胸に訴えかける何かを持った作品とも言えますね。面白くて切ない、そして萌える♥ ゴッホ兄弟の物語をとくとご覧あれ!
至高のブロマンス漫画5選、いかがだったでしょうか。妄想の余地がある作品って無上の喜びを腐女子に与えてくれますよね。ストーリーに深みがあればあるほどその関係性も骨太なものになっていく……。あっぱれブロマンス!
そして、まだまだ世界には最高のブロマンス作品が溢れているので、自分でそれらを発掘して妄想を際限なくするのも乙、しないでその完結した関係に永遠と悶えるのもまた腐活動の醍醐味としみじみ感じます……。
紹介した作品の中からどれか一つでも気になるものがあったら、是非読んでみて下さい。一般漫画としても大変オススメな作品ばかりです♪
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担当BLソムリエ:饅頭 |
コメント1
toribirdさん
記事のタイトルを読んで思い浮かんだ作品が三作も入っていたのでにやけました!どれも最高です!他のも読んでみようと思いました