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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2018/02/09 12:05
紆余曲折を経て無事お付き合いすることになった2人が過ごす夜は、あまあまでえっちに決まっている!
そう思う甘エロ過激派の筆者ですが、甘エロが好きな方は多いのではないでしょうか?【BLアワード2017エロ部門】にも、「劣情ラブクロス」を始めとする甘えろ作品が数多くランクインしていました。
また最近は“年下攻め”や“おにしょた”など、歳の差があるカップリングが人気な傾向にあると思います。
そこで今回は原点回帰(?)として“受けと攻めが同い年”という要素がある、甘くてえっちな作品をご紹介します!
攻×攻?ラブ
◇あらすじ
ゲイの足鷹には忘れられない男がいた。それは過去に一度だけ自分を抱いた男・能代。能代とのセックスは苦々しい思い出だったことから、二度とネコはしないと誓った足鷹は色男に成長する。ところが数年後、偶然にも能代と再会し、さらに猛アタックをかけられて……!?
◇おすすめヒトコト
受けの足鷹さん、序盤はモブを口説いたりと攻めオーラが漂っていたのに、終盤になるともう受けにしか見えない。受けオーラが全開です。眉をひそめて気持ちよくなる足鷹さん、かわいすぎる……。
しかし攻×攻と謳っているだけあり、どちらがタチかの攻防戦が読んでいて面白いです。特に「抱いてやろうか?」と煽られた能代さんが足鷹さんにキスを仕掛けるシーンがあるのですが、効果音満載なのにエロくない! 攻×攻でなければお目にかかれない、闘うようなキスは見ものです。
足鷹さんのことを「アシタカ」と表記される時があるのですが、ジブリが頭をよぎってしまう(笑)よぎってもバッチリ萌えられる上に、一冊まるまる表題作なのでかなり読む応えがあります。
攻×攻のお話が好きな方にオススメです!
インモラルで未熟な恋
◇あらすじ
顔はきれいだけど、節操なしという噂のあるミツル。
事実、夜な夜な街に繰り出し、見知らぬ男と関係をもっている。
学校ではその噂のせいで浮いた存在だが、誰とも馴れ合う気のないミツルにとっては好都合だった。
それなのにミツルの態度に苛立った転校生の長谷川につきまとわれるようになる。ミツルの「一人ぼっちの寂しさ」を暴くように踏み込んでくる長谷川に心をかき乱されてしまい――!?
◇おすすめヒトコト
これぞ同級生BL! といった作品。同じクラス、隣の席だからこそ始まった恋。青春ですね……。
寂しさを紛らわせるように男と体を重ねるミツルくん。ビッチ受けかと思いきや、個人的にその言葉が似合わないと思うんですよね。直接的な描写がないからなのか、彼の持つ雰囲気からなのか。ミツルくんは漢字で表すと“美鶴”だそうで、すごくぴったり! 逆によくここまで上手い名前を付けられたな~と変な所で感激してしましました(笑)
急いで“おとな”になろうとするミツルくんと、彼に今しかできないことをたくさん教えてあげる長谷川くん。交際をきっかけに良くも悪くも自分が変わってしまったと悩むミツルくんに、長谷川くんは2人のこれからの関係性を提案するシーンは必見です。レビューにもありましたが、『おとなごっこ』のタイトルがぴったりな一冊です。エロシーンは少なめなので、苦手な方にオススメですよ~!
不器用だからきゅんとくる
◇あらすじ
生徒会副会長の櫛原は密かに生徒会長の佐良に想いを寄せていた。
しかし、男女問わず手を出す佐良に対し、いつも説教をしている自分は恋愛対象とは見られていないだろうと思い、気持ちを伝えることも諦めていた。
そんなある日、生徒会に入りたいという女子生徒・七瀬がやってくる。次第に仲よくなっていく佐良と彼女を見た櫛原は……。
◇おすすめヒトコト
生徒会ってなんでこんなに惹かれるものがあるのでしょうか……。
モブの女の子が登場する作品は好みが分かれると思うのですが、筆者は割と好きな方なので読んでいて楽しかったです。割と出しゃばってくるタイプの女キャラなので、苦手な人は厳しいかもしれません……。
受けの櫛原くん、一見なよなよしているように見えるのですが、仕事はできるし決める時は決める男らしいキャラでかなり好感が持てます。なんなら攻めの佐良くんより男気があるような……。
しかしえっちシーンはがっつりかわいい。泣き顔も恥じらい顔も可愛くて最高です!
精神的には攻めより受けの方が優位な関係性。佐良くんは「授業サボってまでエッチしたの初めてだよ俺!!! どうしよ!!!」と興奮気味に言ったりと、おバカでかわいいです。
同時収録作品も含め、まるっと一冊かわいい作品です♥
ノンケ同士でどっぷり♥
担当BLソムリエ:ユメ |