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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2018/01/02 15:59
2018/01/03 22:31
アニメなどの舞台とされる場所やゆかりのある地に訪れる、 “聖地巡礼”。2016年には新語・流行語大賞にもノミネートされ、より多くの人々に知れ渡りました。
北の大地、北海道の冬は「さっぽろ雪まつり」やワカサギ釣りなど、魅力が盛り沢山。また、北海道が舞台のBLは雪や氷の描写が多いことから、聖地巡礼するなら今がベスト!?
…ということで今回は、北海道が舞台となるBLを集めてみました。作中で登場する場所の考察とともに5作品をご紹介します♥
■札幌
警察官×ヤクザの壮絶な物語。実際に起こった、北海道警察の汚職事件がベースとなったお話で、冒頭から北海道の繁華街・歓楽街である“すすきの”が登場します。ランドマークとして有名な、すすきのビルも描かれており、実際に存在する建物も再現されています。
すすきのビル冬バージョンはこちら。市電が環状化される前,1998年。 #札幌 pic.twitter.com/1gsDegBOHd
— アルベース (@netsurf_ALbase) 2017年12月15日
また、作中では「さっぽろ雪まつり」の描写も! 同イベントは、2018年は2月1日~12日に開催されます。
第69回 さっぽろ雪まつり
・大通会場/すすきの会場:2018年2月5日(月)~2月12日(月・振替休日)
・つどーむ会場:2018年2月1日(木)~2月12日(月・振替休日)
札幌の中島公園駅の男子トイレで銃を発見するというシーンや、ほかにも東京の歌舞伎町、両国もちらっと登場します。
暴力的・衝撃的なシーンが多い作品ですが、読み進めていくたび、その世界観にどんどん引き込まれていきます。一度読んだら絶対に忘れられない、そんなBL漫画です。
■小樽
東京で繰り広げられる『いとしの猫っ毛』シリーズの過去編にあたるお話。ほのぼのラブラブカップル、みいくんと恵ちゃんのふるさとである北海道が舞台です。物語は二人の出会いから始まり、付き合いだす過程や、それに伴う葛藤が丁寧に描かれており、何度も読み返したくなる一冊。まだシリーズを読んでいないという方にも、入門編としておすすめです!
作中では小樽の街が描かれ、おたる水族館に行くシーンも登場します。
おたる水族館に来たよー(ここから急にみいくんと恵ちゃん目線になります笑)ここにはよくデートにきました。北海道は空が広いよね。入り口の謎のタコは「ななちゃん、はっちゃん」というそうだよ。偶然だけどうちの猫ちゃんと同じ名前なんだ。 pic.twitter.com/KDZRQosv2a
— いとしの猫っ毛info (@mi_and_kei) 2016年6月27日
二人が離れ離れになるシーンで登場する、小樽駅5番線のホームも忠実に再現されています。余談ですが、向かい側の4番線ホームは昭和を代表するスターである石原裕次郎さんの等身大パネルがあったりすることから、「裕次郎ホーム」と正式に命名されているそうです。
小樽駅では「5番線に列車がまいります」といわれてからしばらく電車が来ない。
— 小樽商大 札通生bot (@shodai_sattu) 2017年6月8日
(#101) pic.twitter.com/J9OkjUKMAp
■函館
2017年発売の3巻で、第一部が完結した人気シリーズ。前作『海辺のエトランゼ』から一転、舞台は沖縄から受け・駿の実家がある北海道に移ります。降り積もる雪の中、じゃれあう二人が非常に可愛く、愛おしい!
作中にて函館への経路が、沖縄から東京までが飛行機、そこからフェリーと汽車といった記述があります。表紙カバーの浮き輪に「さんふらわあ」「苫小牧」と読める文字が入っていることから、茨城県の大洗港から北海道の苫小牧西港を行き来する商船三井フェリーに乗ったのではないかと推測。
また、裏表紙には「特急北斗」のような列車が描かれており、ホーム上にも乗り場を示す「北斗」と読める黄色いプレートも見えます。北斗は、札幌と函館を結ぶ特急で、苫小牧駅にも停車します。
室蘭本線・千歳線
— スーパーこまち 11号 (@E621_1) 2017年9月15日
特急 北斗3号 札幌行
苫小牧 1035 → 南千歳
キハ183-8563#kuwano乗車録 pic.twitter.com/NQH1yJc1od
そのほか、物語の中盤で、駿が路面電車を見ながら「変わんねーもんだな」と呟くシーンでは、「十字街」という看板から、函館市電の十字街停留所(魚市場通行)であることが考えられます。
十字街停留所まで戻ってきました #津軽海峡巡検 pic.twitter.com/C1z4dlZJcp
— twinrail@3日目東2R51b (@twinrail) 2016年4月29日
函館市電の十字街停留所。北海道新幹線のCM(サンドウィッチマンが出演してたやつ)を見て「このロケーションいいなぁ。撮りたいなぁ」と。ホント、足を運んでよかったと思える風景だった。 pic.twitter.com/QVcTS4QWwk
— ろあろあYSP (@rhoaYSP) 2016年10月8日
2巻・3巻とお話が進むにつれて函館の風景がたくさん登場するので、モデルとなった場所を探すのも楽しそうです!
■オホーツク海を臨む北東方面
借金取り×不憫な元AV男優が、東京から北海道までの追いかけっこ! まるでロードムービーのような作品です。借金・裏切り・暴力・AV・クスリ…などダークな要素が含まれますが、二人のやり取りはコミカルで笑える箇所も多く、非常にバランスが良いBL漫画。
本編では具体的な地名は登場しませんが、「北海道の右上の方」と言っていたり、オホーツク海が登場することから、北東の地方が舞台となっていそうです。
※1月3日追記:本記事をTwitterに投稿したところ成瀬一草先生がリツイートしてくださり、さらに『セックス・アンド・ワールズエンド』の舞台が先生のTwitterで公開されました!
昨日言ってたまさおと泉の愛の逃避行(違)はこういう番号順のルートでした作中で具体的地名をほぼ出さなかったのはわざとですがだいたい分かるようにはなってたと思うんですがどうじゃろ✋ pic.twitter.com/daX4vnpv0x
— 成瀬一草@1/14インテ大阪4号館コ25b (@narusekazusa) 2018年1月3日
以下、※部分が追記です。
北海道に向かう途中、借金取りのマサオが「まだ栃木だぞ、ここから仙台まで休憩禁止な」というシーンがあることから、宮城県の仙台港と北海道の苫小牧西港を行き来する太平洋フェリーを利用したのでは、と考えました。
※作中に登場したフェリーは、正しくは青森と函館を行き来する青函フェリー。
また、北海道では隣町の観光ホテルに向かい、「オホーツク海の夜明けを見ながらセックスするとか」「流氷どこ?」というセリフがあります。オホーツク海の流氷で有名な観光地と言えば、網走市や紋別市であるようなので、そのあたりのホテルでいたしたのかもしれませんね♥
※CPの二人が、オホーツク海を臨みながらいたしたのは、紋別市のホテルであったことが判明。なお、コミックス巻末の後日談では、札幌で暮らす二人が描かれています。
■十勝
東京育ちの御曹司リーマン・千秋が、社長である祖父から与えられた試練の地は北海道! 十勝地方の豊かな大自然が描かれおり、リアルな空気感が伝わってきます。千秋が、農業を営む攻め・総一郎と過ごすことで変わっていく姿がポイント。読後、農家の美味しい玉ねぎがきっと食べたくなるはず!
ちなみに、webを「十勝 玉ねぎ」で検索すると、北海道は国内の玉ねぎ生産の5割を占めるという情報がヒットします。なかでも十勝地方の池田町がかなり有名なよう。以下の写真の広大な畑と平野は、まさに作中の舞台を思わせます!
じゃがいもに玉ねぎ収穫作業が忙しくなってきました。
— キュウホー (@QFO_Official) 2017年8月26日
十勝は池田町。 pic.twitter.com/kPPfL3RE3h
以上、北海道が舞台の5作品とともに聖地スポットをご紹介しました! 地域の情景や特徴や描かれることによって、物語のリアルさが増し、CPの恋により思いを馳せやすくなるのではないでしょうか。筆者も読後、北海道で聖地巡礼を行いたくなりました…!
ほかにも皆さんオススメのBL聖地があれば、ぜひ教えてください! なお、記事内の地名や交通機関は、あくまで作品を読んだ上で推測したものなので、その点はご容赦くださいませ。
※本記事は、初出時より一部本文に追記などいたしました。また記事冒頭のマップにも変更を加えています
コメント1
メルディフィーヌさん
意外と北海道が舞台となっているBL漫画があるのですね♪
道民として嬉しい限りです。
是非、漫画を読んでから各聖地を巡ってみたいです!