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超意外な結果が… BL漫画のゲイキャラ増減・変遷 2007-2016

2017/10/31 17:20

主流はまだまだノンケ×ノンケ! ゲイキャラは増減繰り返す!?

 

近年、BLにゲイのキャラクターが登場することが多くなってきた気がします。

そういった感覚は読者のみなさんの間にもなんとなく共有されているのではないでしょうか。

ゲイ×ゲイのお話では、例えば蔓沢つた子先生『新妻くんと新夫くん』や雲田はるこ先生『野ばら』収録の短編「みみクンのBOYの季節」などが思い出されます。
意外な所では『世界一初恋~小野寺律の場合~』もゲイ×ゲイの作品ですね。

囀る鳥は羽ばたかない』の矢代さんや、『同級生』シリーズの原セン、『キャッスルマンゴー』の十亀など、読者の絶大な支持を集めるゲイキャラも多数。

もはやゲイキャラがBLに登場することは、読者を特に驚かせるものではないと言えます。

 

ゲイキャラが登場するBLコミックの変化を調べてみた


では、実際、BLのゲイキャラは増えているのか?
早速ちるちる超詳細検索(要ちるちるログイン)で調べてみました!

対象とするのは2007~2016年の10年間。

今回調べるのはコミックのみということで、【基本情報】カテゴリから「雑誌」「非BL」「同人」「二次創作」を除外し、「コミック」にチェック。



まずは、各年の総数を出します。それがこちら。


更にそこから以下の三つの作品をそれぞれ抽出!

・【攻がゲイ】攻めゲイにチェック&受けゲイ除外
・【受がゲイ】攻めゲイ除外&受けゲイチェック
・【両方ともゲイ】攻め受けともゲイチェック

※この調査はあくまでちるちるデータベース上に登録されている攻め受けデータを前提とするものです。
※攻め受けがわからない作品はキャラクターがデータベース化されていないため、除外されています。(例えば『空と原』など)

それでは、それぞれ三つの項目を集計した結果がこちら!


三つの項目の中では受ゲイの作品が飛びぬけて多いですね。冊数だけでは、2007年から7倍以上に増加しています。
作品数が増加しているように見えますが、BLコミック全体が増加しいてるので、実際の割合が分かりにくくなっています。

 

意外と少ない!? BLスタンダードはまだまだノンケ×ノンケ

 

そこでこれをパーセンテージに直したものがこちら。


あ、あれ? 意外と変化がありませんね……。

もっとドーンと増えてるかと思ったのに……。

 

CPの少なくともどちらか一方がゲイの作品は全体の1~2割にとどまります。つまり、未だに全体の8割はノンケ×ノンケだということに。

それぞれの項目を細かく見ていくと、受けがゲイの作品は2011年を境に増加しています。
攻めがゲイの作品も2011年に増加していますが、その後はわずかに増えたり減ったりを繰り返しています。
両方がゲイの作品は、三つの項目の中で最も少ないですが、毎年必ず一定数ある様子。

また、2007年当時同じくらいの割合だった受ゲイと攻ゲイは、2016年には2倍以上の差が付きました。

 

2011年、2015年にピーク 今後はどうなる?

 

さらに冊数と割合の変化をまとめてみました。


はい、すごくわかりやすくなりました!(最初からこれを出せばよかったのでは?)

特に割合の変化が良く見えますね。


これを見るとハッキリと2011年にピークが来て、その後減少していることがわかります。
攻め受けどちらか一方がゲイの作品の割合は、2011年に最初のピーク、その後減少し2015年に二番目のピークを迎えます。

 

一方両方ゲイの作品の割合は2011年以降緩やかに減少しています。

全体的に一昨年から昨年にかけて減少傾向というのも大変意外な結果でした。

 

これらのことから、2011年以降どちらか一方がゲイキャラクターの作品はBLに一定数定着し、作品数的には増加するものの、割合的には少し増えたり減ったりを繰り返していくのではないか? と考えられます。

 

また、最低でもどちらか一方がノンケであることがBLの条件という認識がまだまだ根強いのではないか? とも思われます。特に、受がゲイという設定がポピュラーなようです。

 

ゲイ×ゲイの名作もある中、スタンダードはまだまだノンケ×ノンケだということがわかりました。

 

2011年に謎の急増… その原因は?

 

さて、ここで一つの疑問が持ち上がります。

なぜ2011年と2015年ゲイキャラが登場するBLが増加したのか?

特に2011年の増加具合は頭一つ飛びぬけています。

 

2015年については、東京都渋谷区の同性パートナーシップ証明制度が成立した年で、日本社会全体で「同性愛者」「同性婚」が注目された年です。BLも例外ではなかった、と考えてもそこまで外れているとは思えません。

 

しかし、2011年の増加、この原因は調べても分かりませんでした……。

一体この年、BLに何があったのか?

それともむしろ、2012年なぜゲイキャラが登場する作品が減少したのか、のほうが疑問として適切なのでしょうか。



筆者の頭で考えつく範囲ではわからなかったので、これが原因ではないか?と思いつく方は、ぜひコメント欄で教えてくださいね!

ゲイキャラが登場するBL作品が今後どうなっていくのか、注目していきたいと思います!

 

記者:みかん

コメント6

投稿順 | 最新順

匿名5番さん(1/1)

ノンケ×ノンケが好きでいつも該当作品を探すのに苦労しているので
試しに攻め、受け、両方…がそれぞれノンケなパターンで検索してみました(過去5年分)

2016 総数1738冊→攻…153(8.8%)受…154(8.9%)両方…22(1.3%)
2015 総数1194冊→攻…112(9.4%)受…142(11.9%)両方…27(2.3%)
2014 総数1144冊→攻…81(7.0%)受…78(6.8%)両方…15(1.3%)
2013 総数1018冊→攻…75(7.4%)受…88(8.7%) 両方…25(2.5%)
2012 総数934冊→攻…71(7.6%)受…66(7.0%) 両方…18(1.9%)


これを見ると『スタンダードはまだまだノンケ×ノンケ』というのともちょっと違う気がします。
むしろ、毎年ある一定の(低い)割合で世に出てきてはいるものの
これといって爆発的な増減もないといったところでしょうか。寂しい…

匿名4番さん(1/1)

登録チェック漏れが多いのでは?
作品の中でゲイ宣言してないからバイかゲイかはっきりしないだけで
以前より「同性同士だから抵抗が」って表現は少なくなってる気がする。

匿名3番さん(2/2)

私もイメージはどちらかがゲイというCPが多い印象です。恋インの様に男性同士が「当然」という前提設定やオメガバースなど振り分けもれの数値も大きいような印象もありますね。

匿名3番さん(1/2)

私もイメージはどちらかがゲイというCPが多い印象です。恋インの様に男性同士が「当然」という前提設定やオメガバースなど振り分けもれの数値も大きいような印象もありますね。

匿名2番さん(1/1)

おもしろい調査ですね
元からゲイのキャラがいる作品が増え続けているようなイメージでしたが、
ピークがかなり前とは驚きです。

匿名1番さん(1/1)

受けがゲイの設定が苦手なので、
なかなか読める本がありません。

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