異国の地で出会った二人の孤独な男たちの行く先は…。9月に行われる香港国際レズビアン&ゲイ映画祭にて田亀源五郎さんが脚本を務めた映画が世界初公開されます。
田亀源五郎先生と言えばコミックス『
弟の夫』でも知られるゲイ・エロティック・アーティスト界の巨匠です。
『
弟の夫』はLGBTを丁寧に描いた作品で有名ではないでしょうか。
そんな田亀源五郎先生が脚本を務めた『伯林漂流(Berlin Drifters)』は、二人の男(コーイチ、リョウタ)が共に旅をする話です。
ベルリンで生活をする孤独な日本人男性のコーイチは毎晩バーを漂う日々を送っています。
一方リョウタはドイツ人男性と出会い、ベルリンまで訪れるのですが、ドイツ人男性は遊びだったようで…。
そんな中、二人が出会います。
共に旅をすることを決め、生活を送る二人。異国の地で出会った日本人二人はどうなるのでしょうか。
「なんでベルリンだったの?」
「なんでだったかなあ」
というシーンがあるのですが、そこから切なさが伝わってきます…!
直訳すると「彼らは漂流し続ける」という意味になりますがこれが意味することとは一体どんな結末なんでしょうか。
ベルリンを舞台に繰り広げるゲイ達の行く末が気になること間違いなしです!
監督:今泉浩一
脚本:田亀源五郎
本編:123分
公開:9月香港国際レズビアン&ゲイ映画祭にて