レベル高め・ビギナー向けとあまあま・ダークという観点からチャート分けも!皆さんは“ムリヤリBL”と聞いてどのような印象を持ちますか?
一言でムリヤリと言えど、犯されてから恋に落ちていく系のあまあま作品から、痛くて辛いダークな作品などさまざま。
今回は「こんなところに魅せられた!」という、ちるちるユーザーのレビューとともに
ムリヤリBL10作品をご紹介します!
『抱かれたい男1位に脅されています。』桜日梯子<あらすじ>
「一生、俺から離れられない体にしてあげますね」 5年連続「抱かれたい男1位」の西條高人がついに首位陥落。その座を奪ったのは芸歴3年のド新人俳優、東谷だった…! 敵意ムンムンの高人に対し、東谷は邪気ないキラキラ笑顔で懐いてくる。警戒心MAXの高人だったが、酔った勢いで東屋に醜態をさらしてしまってから立場が逆転!握られた弱みの交換条件として「抱かせて下さい」と提案されて……? 「抱かれたい男1位だった俺を抱く? 何言ってんだコイツ!」な表題作と、ほかハイテンションドエロ読みきりを大量収録!
<レビュー>
5作品収録されていますがほぼほぼ、Hに至っているものに関しては無理矢理三昧(笑)。無理矢理嗜好な方には堪らない一冊なのではないでしょうか…それに、無理矢理して→からが大事ですよね! 可愛ーく泣いて攻めをきゅんきゅんさせておりますご安心ください…――はるぱかさん
『寄越す犬、めくる夜(1)』のばらあいこ<あらすじ>
舞台はヤクザ経営のカジノ。バイトの新谷はチンピラ・菊池がやっていた金の横領に巻き込まれ、制裁を受けることに。制裁は「菊池をカメラの前で犯すこと」。泣きじゃくる菊池を犯した新谷は、同情のまま家に連れ帰る。同居しながら菊池の借金を一緒に返そうとする新谷だったが、ヤクザの情婦である須藤に1回30万円の肉体関係を持ちかけられ……。ヤクザ・チンピラ・情夫・△関係・公開レイプ・変態プレイ、そして重厚なストーリー……と腐女子の好きなもの全部入り!!
<レビュー>
読み進めていくうちに、あれ?そんなにダークじゃないのかな??と想ってたけど、dice2の扉絵と言うのでしょうか、あっこれはヤバイなと思ったら案の定って感じでしたね。dice3の扉絵も怖いけど。でもそれがまた何かそそられると言うか何というか。――*マリン*さん
『新宿ラッキーホール』雲田はるこ<あらすじ>
数日もすると苦味は、逃げようともしなくなった。ゲイビデオに売られるため、仕込みヤクザ・サクマと同居し同性とのセックスを覚えさせられた桧山苦味。やがてポルノスターとなった苦味はサクマをヤクザ生活から抜け出させたいと思うようになるがーーー?
<レビュー>
借金、報われない片想い等の事情を抱える若者達を抱く二人。
悪人ではなさそうですが、詳しい人物像や、二者間の関係はハッキリしない。身体は見えても「顔」はよく見えない二人の描き方がラッキーホールを連想させるのです。――Krovopizzaさん
『キチク、エンカウント』おわる<あらすじ>
社畜SEとして頑張るリーマン・佐藤一(さとうはじめ)、25歳。完徹明けの朝日が眩しい早朝の電車で帰宅中、車内に響き渡るAV女優の喘ぎ声(が、股間に直撃!)。音漏れの主はどんなDTクンかと思いきや、すっっっごい遊んでそうなイケメンで…。えっちな音漏れで股間にゴメーワクを掛けたお詫び(! ?)に、とイケメンに連れ込まれた先でDTどころかまさかの処女喪失――!?
<レビュー>
実質、強姦であり無理やりではあるのだけれどそれを感じさせないのは、受がアンアンだからで
そんな受に反応してしまい、夢中になっていく攻が好きです。――もこさん
『スニーキーレッド』たなと<あらすじ>
「とんだ変態野郎じゃん」平凡なフリーター・三崎はタチの悪いヤンキー・釧路に執拗に狙われる日々を送っていた。会えば顔が腫れるまで殴られ、ウンザリするばかり。しかしその一方で、三崎の体は釧路からの暴力で興奮に震えるようなっていく……。そんな三崎の変化に気づいた釧路は、ある日彼を暴力的に犯して――?
<レビュー>
痣や鼻血が痛々しいシーンが少なくはないのですが、ずっと殴り合ってる訳じゃなく、最初の出会いが出会いなだけに受けは痛みを快感に感じることに悩みを感じたり、攻めも殴ることについて考えたりと思いあってるところもあって、ボコリ愛って良いなあと思いました。――祈織さん
『ファインダーの密約 初回限定版』やまねあやの<あらすじ>
「ずっとかばわれて、守られてばかりだった。だから今度はオレが――」 麻見の依頼を受け、麻見を裏切った部下・須藤を追う秋仁。しかし逆に須藤に拘束され、ナイフを突きつけられる! 須藤は麻見への想いをつのらせ、殺したいと願うほど執着していたのだ。更に麻見の持つ利権を狙う敵が現れて…!? 大人気シリーズ8巻!
<レビュー>
須藤に拉致られて縛られてなじられて、それでも絶対命乞いなんかしない秋仁!
可愛いのに漢なんですよねー(しみじみ)――ふばばさん
『媚の凶刃(1)』池玲文<あらすじ>
梅崎組を継ぐよう、実父である組長から告げられた加賦だったが、どうも気が進まない。一方、周囲から跡目だと目されている佐川は、加賦の忠誠を測るため、彼の稼ぎ頭であるフロント企業、もしくは韮沢を、自分に寄越せと言ってきた。加賦にとり韮沢は、使える手駒であると同時に、可愛くて溜まらない情人だった。果たして加賦は彼を手放してしまうのか…!? 加賦&韮沢の激甘番外編と出会い編も収録♥
<レビュー>
実は自分が愛されている事を理解していなかった韮沢。加賦と離れなければならなかった時の、ご乱心ぶりは切ない。加賦は自分のもの!と襲おうとし、更には殺して欲しいと願う韮沢。
「執着愛」は基本それほど好みではないのだけれど、韮沢は、なんとも可愛くて抱きしめたくなる。――snowblackさん
『ダブルミンツ』中村明日美子<あらすじ>
『女を殺した―』電話の向こうから聞こえてきた高飛車な声は、高校時代の同級生・市川光央だった。同じ名前を持つ男・壱河光夫の胸中に、かつての隠微な記憶が蘇る。忘れていた過去が、再び光夫を情熱の中に引き戻す。共犯者として再会した二人の主従関係は、少しずつ新しい形へと姿を変えてゆく・・・・・・。実力派作家が挑む、DEEP LOVE。
<レビュー>
みつおが犯されている映像を見ながら、桃を食べるミツオの手があまりにもいやらしく、美しかった。溜息が出るほどでした。
こんな異常な依存愛、心地良いほど好き。わたしが求めていたのはこんな黒さなんです…!――営多さん
『何かいいの見つけた!』ひなこ<あらすじ>
「自分から寝転がってヤラシイ…♥」 転入初日早々に胃痛で保健室のお世話になった室襠小春。ところが、保健室のベッドで寝ていたはずなのに、屋上手前のおどり場で目が覚める。しかも、そばには見知らぬ人が! ここはどこ? あなたは誰!? 1年先輩だと言うその人はなぜかじりじりと距離をつめてくる…! さらに、押し倒された小春は突然キスをされて!? 本能に忠実!?なアホちん先輩・大杉とやさしすぎるまじめな転入生・小春のラブエロコメディ♥
<レビュー>
保健室で寝てる小春を拉致・レイプ、その後もお構いなしに押しかけエロ攻撃を仕掛けてくる超絶マイペースな大杉善治。
なんだその設定は?先輩だからって後輩がかわいそうじゃないか!って話なんですが、大杉に犯られてるうちに開発されていく小春はかわいらしく、そこまで感じてるならそれで良いじゃないかと思えてしまう話です。――ayaayacさん
『刺青の男』阿仁谷ユイジ<あらすじ>
刺青を持つ三人の男たち(牡丹の潟木、ラナンキュラスの武藤、狂い鮫の埜上)。それらに絡む謎の男、久保田。社会の裏側を生きる男たちに救いはあるか…? 刺青シリーズ完結編『みんなの唄』描き下ろし42ページを加え、すべての物語が収束される。ほか、片思いの相手が毎夜生き霊になって現れて…『はるのこい』『ゆめのあんない』を加えた異色作品集。収録作品「僕のカタギ君」「ラナンキュラスの犬」「狂い鮫とシンデレラ」「みんなの唄(描きおろし)」「はるのこい」「ゆめのあんない」
<レビュー>
湯木と再会した時、彼の背には刺青が彫られていました、立派なヤクザです。
そんな湯木を久保田が出る間際に犯すんですが、刺青効果も相まってそれが実にエロい雰囲気をかもしだしてます。――クレタコさん
いかがでしたでしょうか。
"ムリヤリ"といってもさまざまなタイプがあり、BLの世界の奥深さを改めて実感しました。
気になる作品があれば是非手に取ってみてください!
記者:馬子