豪華な作家陣による艶やかで切ない愛と性がここに……
耽美でモダン、純愛と性が交差するレトロの世界。
そんな美しい世界をモチーフにしたアンソロジー
『レトロBL』が、7月10日に発売されました。
カバーイラストは眞山りか先生。どこかエロティシズム漂うレトロなイメージの表紙から、中身は嶋二先生やときしば先生といったクオリティに定評のある作家陣によって構成されています。
今回は本作の中身を少しだけご紹介。艶やかなレトロの世界をぜひ覗いてみてください。
『彼は誰時の夢』眞山りか妻の弟である春洋(はるみ)が居候を始めてしばらく、志信(しのぶ)はおかしな夢を見るようになる。それは美しく妖艶な春洋とのみだりがわしい夢。吸い付くような肌、しなやかな筋肉のおうとつ、そして身体の汗のにおい。これは本当に夢なのか、あるいは……。
『秘事恋慕(ひめごとれんぼ)』ときしば時は大正。恋人関係である大和(やまと)と晶(あき)のことは、大学寮の仲間にはもちろん秘密。声を殺して睦み合いを続ける二人だったが、唯一の安息場所である部屋についに住人が増えることになり…!?
『箱の中の一等星』嶋二妻の在る男と肌を重ねている――。ある日突然押しかけてきた小説家の友人・齋藤(さいとう)。舞い込んできた見合い話をきっかけに、齋藤との関係について思い悩む黛(まゆずみ)は、彼の書く小説の男に自身を重ねる。
『薬も過ぎれば恋となる』春田真面目な青年・タオが密かに思いを馳せる師匠の燕(えん)は自由気ままな遊び人。あまりの燕の奔放さに耐えかねて家に男を連れ込むことを禁じると、「だったらタオが相手をしてよ」と迫られて…!?
『あのミッドナイト』春泥何年経っても忘れられない夜がある―――。夜景と共に思い出すのは、雰囲気のある彼との情事。あの日、あの時、僕と…ミっちゃん。彼は僕の憧れで、初めての男。
『恋の100万回KO』虫歯「やるからには不良の一番になんだよオレは」何かの才能を渇望しもがき苦しむ須川(すがわ)と、望まない喧嘩の才能を持て余す不良・真樹(まき)。対極の二人が出逢い、行き着く先には…!? 恋と気づかぬ戦後の青春群像。
『春に滴る』雪路凹子見慣れぬ鉱石店で男が手に入れた美しい石・細雪(ささめゆき)。その夜、枕元に立つ影に男が目を覚ますと――…?
『紅目の贄、神の灯』晴屋うまこ昔、旧家繁栄のために監禁された神がいた。そんな神の世話役にと、飼われた「俺」の仕事はただひとつ…。甘く淫らな夜伽を重ねる毎に、紅く染まる目の秘密とは?
作品情報『レトロBL』発売日:2017年7月10日(月)
判型:A5判
定価:本体1000円+税
■表紙イラスト眞山りか
■ラインナップ嶋二、ときしば、春田、眞山りか、雪路凹子、虫歯、春泥、晴屋うまこ
■コラム彩景でりこ、丸木戸マキ
購入特典情報ホーリンラブブックス/まんが王眞山りか先生描き下ろしペーパー
アニメイトときしば先生描き下ろしペーパー
協力店舗春田先生描き下ろしペーパー
詳しくは
デイジーコミックスHPをチェック!
コメント2
匿名1番さん(1/1)
わー、買おうか悩んでいたのでチラッとでも嬉しいです。
早速買いに行きます!春泥さんと虫歯さんのが特に楽しみです。
匿名2番さん(1/1)
存じ上げておりませんでしたが眞山りかさんの絵がかなり好み
これから要チェックしようと思います^^
レトロBLいいですね
そこはかとなくエロティックで雰囲気だけで美しく感じます