いつの世もメガネは腐女子のロマン!メガネ×メガネBL 4選唐突ですが、皆さんはどんな攻め・受けが好きですか?
年下攻め、オネエ攻め、マッチョ受け、ロン毛受け…。「こういう攻め(受け)の出ている作品なら買ってしまう!」という属性が皆さんにも何かしらひとつはあるのではないでしょうか。
さて、数ある属性の中で時代を問わず定番とも言えるのが「メガネ」だと思います。
メガネ男性が攻めなのか受けなのかに関しては意見が分かれるところですが、どちらにもそれぞれの良さがありますよね。
そんなメガネ男子好きの皆さん! ならばいっそメガネ×メガネはいかがでしょう。あっちもこっちもメガネ男性! まさに一石二鳥!
というわけで、2016年1月~2017年8月までに発売されたメガネ×メガネBLの中から、ちるちるユーザーの評価が高いコミック4作品を、レビューの抜粋とともにご紹介します。
『たかが復縁』見多ほむろ■あらすじ
過去に囚われた男たちの、20年ぶりの再会愛――!! 今日の星座占いは一位! ラッキーアイテムはカラフルな靴下!! しかし夢に見たのは、十年以上忘れられない高校時代の同期の夢――。そんな朝を迎えた竹原は、通勤中の満員電車で好みの男を発見!! しかもその男が、同じ職場に異動してきた!? 運命の再会かと喜んだのも束の間、なんと彼は今朝の夢に出てきた男…高校時代に竹原がフッた元カレの天野だった――!!
■レビュー
久々きたこれ、リーマン好きには堪らないの一冊!!
大人の男の色気。堪らないですねー!!なんてかっこ良いのでしょうか。
再発した恋への流れは自然ですし、
見られるならもっと若い頃が良かった。とか言っちゃういじらしい受け様。40すぎのおっさんが!!
可愛い通り越して萌えしかないですよ!!
めっちゃ萌えた一冊です(*´ω`*)―――紅丸さん
おっさんものはそれほど好まない方だったのですが、表紙絵の2人のスーツ姿がかっこよすぎて思わず購入。大正解でした!
攻め受けともにデパートのハイブランド勤務の設定なので、ビシッと決まったスーツ姿がたくさん見れてスーツネクタイフェチとしてはまず幸せでした。―――ぐーこさん
『僕はすべてを知っている(5)』高久尚子■あらすじ
加賀のモノを触診中、意識しすぎて思わず勃起!! 初めての公私混同に、悩み動揺する金沢。でも、この想いが恋なのか知りたい──。意を決した金沢は、お試しで加賀に抱かれることに…。ところが翌日、キスマークを見咎められ、犀川に呼び出されてしまった!! 戦々恐々の金沢は、「関係を続けるなら、担当変更を」と宣告され!?
■レビュー
この二人バランス的にすごく好きなんですよね。
ちょうどいいというか。
受に気持ちよくなってもらいたい。
その気持ちがある分、攻め方が丁寧で好き。―――もこさん
気持ちを伝え合う前にエッチなこと(挿入無し)をしてる二人、気持ちや距離感をさぐりあってる焦れ感が甘くて、真面目な金沢先生が気持ちをハッキリと自覚してくのが清々しくかわいい。
そんな金沢先生のペースに合せて待ってる加賀さんは大人!―――ayaayacさん
『化学部のメガネ』新井煮干し子■あらすじ
2年の夏が終わったら、友達から恋人になる約束をした化学部の二人。今ひとつ"恋人"がピンとこない鮎喰(黒縁フルフレームメガネ)と、言葉では「実験だから」と言いながらもなんとなく嬉しそうな佐古(軽量フレームメガネ)。初めての経験に不器用ながらも誠実に歩みよる、化学部のメガネたちの恋の実験。
■レビュー
メガネ男子とメガネ男子、正直言って冴えない2人組がここまで輝くのか…! と驚きの一冊です。
なんとなく付き合い始めた2人が本当に恋をしていくまでの過程がとても丁寧で、本当にこんな男子高校生がいる…という気持ちにさせてくれます。―――鳥の湯さん
自宅と学校と部活だけっていうすっごい狭い世界の中で、男子二人がイチャイチャしてる図はエロいです。おまえら、健全な男子だろうが! なぜ女子に行かないのだ(笑)。だって化学部のメガネだから行けないのだ!―――bonnyさん
『Free Kisses』赤星ジェイク■あらすじ
相手を好きすぎて暴走し、失恋した愛光は、恋愛のいろはを学ぼうと「フリーキス」活動をしていたところ、同じ学校の栄介に見られてしまう。愛光に興味を持った栄介は、それから挑発的な態度でキスの誘いをかけてくるように。からかい混じりな彼に対し印象は最悪なはずなのに、ケンカみたいなキスを重ねるうち、相性がピタリと合って気持ち良くなって…!?
■レビュー
どエロいのにピュア
爽やかじゃないのにピュア
というアンバランスさがすごく良かったです!!―――いるいるさん
攻めの愛光は、メガネで真面目で地味な見た目に反して、どこかぶっ飛んでいるところがあり、時々野獣男子に変貌します。素直じゃない意固地な面が序盤は目に付きますが、くっついてからの彼はとても優しく誠実な面が多々うかがえ、受けを溺愛します。
受けの栄介は、メガネクールモテ男子という設定で、ふとした仕草や挑発的な表情のときなどとても色気があります。デレ時は色気も倍増します。攻めへの想いを自覚してからの、彼のアプローチやスタンスはとても男らしく頼もしく、時おり攻めに見せる無垢で幸せそうな笑顔はとても印象的でした。―――ココノエルさん
いかがでしょうか。
因みに、ちるちるに登録されている作品のメガネ攻めとメガネ受けの件数も調べてみました。※2016年1月~2017年8月発売作品(非BL・二次創作・雑誌を省く)
結果、コミック・小説合わせて、攻め229件、受け303件となりました。
圧倒的とまではいきませんが、受けのほうが多いようです。
メガネは知的な印象を与える定番アイテムですが、攻めがかけるのか受けがかけるのかで大きく印象が変わりますよね。
学園物なら優等生か地味系男子、リーマン物ならデキる上司に多そうです。
また、個人的には攻めがメガネをかけるとドSっぽさが、受けの場合はツンデレ要素が加わることが多いように思います。
最近ではチャラメガネなんかも人気ですよね!
きっとまだまだ私の知らないメガネ男性が存在するはず…。
時代を問わずロマンに溢れたアイテム、それこそがメガネ!
普段の生活の中で出会うメガネ男性がどんな性格なのか、改めて観察してみるのも面白いかもしれません(笑)
記者:白米