ページをめくる手が止まらない…ラストシーンまで夢中になれる読書ならコレ!BLに限らず、小説はサスペンスやミステリーなど、続きが気になって眠れない、ページをめくる手が止まらない…となってしまう作品は人気が高い気がします。
睡眠時間を削ってまで夢中になって小説を読むことって、読書の醍醐味なのではないでしょうか。
以前、ちるちるでは
予想外の結末BL漫画 3選をご紹介しましたが、今度は小説に注目してオススメの作品をピックアップしてみました!
近作のネタバレ回避ということで、2015年以前の作品から3作品ご紹介したいと思います。
核心にに触れないように紹介しますので、気になる作品があれば是非手に取って見てください。
購入の際はレビュー欄からのネタバレにも注意ですよ!(笑)
依頼されて受けを監禁する便利屋×監禁される元恋人のストーカー『犬、拾うオレ、噛まれる』著:野原滋/イラスト:香坂あきほ
あらすじ別れた恋人である予備校教師、貴史へのストーカー行為が止まらない紺。ある日、紺のもとに宅配業者を装った怪しい男が現れる。飄々としたその男テツローは紺のストーキングを阻止するために貴史が雇った便利屋だった。テツローとの三日間に及ぶゆるゆる監禁&お仕置き生活の中、今まで誰とも関わらずに生きてきた紺の秘密が次第に明らかになっていき…。
レビューネタバレに繋がるからこれ以上の情報は書けないけど、先が気になってアッという間に読み終えてました。
伏線の回収もお上手で、読後かなり満足。――わきのさん
イラストの雰囲気からはちょっと意外なほどの濃厚な人間サスペンスでした。読み進めていくごとにキャラクターの行動がだんだんと辻褄があっていく感覚にドキドキします。
思い人の甥・18歳×養父・33歳『HOME (新装版)』/
『HOME』著:木原音瀬/イラスト:藤田貴美
あらすじ片思いしていた男が死んだ。篤は男が育てていた姉の子供を、彼と思い引き取って育て始める。少年は篤にまったく打ち解けなかった。やがて子供は大学生にまで成長したが、愛した男の面影は見えなかった。篤は自分の役目が終わったことを感じ、結婚して身を固めようとするが…。
レビュー最後まで読み終えて、なんじゃこりゃあ、と呆然としました。もう何と言うか怪作ですね。序盤で設定が分かった辺りではこんな展開予想もつきませんよ。ついてたまるかという話ですよ。
いやー、もうホント…何だこれ。――くもとりさん
意外性があって惹きつけられるストーリーが特徴の木原音瀬先生作品ですが、今回はこちらをチョイス。
ふたりの関係性がどんなラストを迎えるのかちっとも予想がつかなくて、一気読みしてしまいました。
子供の頃いじめられていた小説家×いじめ加害者だった内科医+内科医の恋人の三角関係『黒い傷痕』著・イラスト:丸木文華
あらすじ妹の婚約者として紹介された人気作家の秀一は、和義にとって、思い出したくもない因縁の男だった。秀一は彼をがんじがらめにし、徹底的に凌辱した。悪魔のような男に抱かれて、和義は激しい官能に狂ってゆく。妹を欺く背徳、恋人の勇一郎には言えない罪の秘闇…。秀一の体にある消えない傷痕が、罪の烙印として目に映る。これはただの復讐なのか、それとも…
レビュー因縁、復讐、執着、ヤンデレ。
こういったキーワードに反応する方は、ぜひ読んで欲しい一冊です。
ラストシーン、二人の因縁に対する決着のつけ方も秀逸でした。――ニンニンさん
上のレビューにもある通り、ラストシーンの決断が印象的でした。執着系の攻めやドロッドロの人間関係がお好きな方にはぜひ手に取ってほしい一冊です。謎解き的な部分が少しあるので、レビュー欄のネタバレには要注意です…!
いかがでしたでしょうか? 今回は有名な先生を中心にご紹介しましたが、ちるちるユーザーのみなさまが意外性やどんでん返しに驚いた作品があれば教えてください☆
記者:ジャージャー