役に対する真剣な姿勢に注目!キャストの仲良しな様子もかわいい♡文乃ゆき先生の人気コミックスが原作の
映画『ひだまりが聴こえる』。
6月4日に池袋HUMAXシネマズで行われた完成披露プレミアム試写会に行ってきました!
左から、太一の友人・ヨコ役の三津谷亮さん、航平役の多和田秀弥さん、太一役の小野寺晃良さん、上條大輔監督
本作は、突発性難聴で周囲と馴染めない大学生・杉原航平(多和田秀弥)が、明るく面倒見のいい同級生・佐川太一(小野寺晃良)に出会い、支えられてゆくなかで揺れ動く気持ちと関係性を描いた清純派BL。
キャスト&監督による舞台挨拶は本編の上映後に行われました。
映画の余韻が冷めやらないところに、キャストが続々登壇! あたたかい歓声が上がっていました。
ダブル主演のおひとり、小野寺晃良さんはなんと17歳。小野寺さんの演じた太一は大学生なので、本人が役よりも若いことになるのですね。
太一のキャラクターについては、「僕自身と共通している部分がある気がして、等身大の自分を出せた。役づくりというよりは、より素直に自分を出すようにしました」とコメント。
当日の衣装がとっても可愛くて印象的でした。めちゃめちゃ顔も小さい…二次元から飛び出してきたみたい。
まさにリアル太一! な小野寺さん。『ひだまり』なら太一が好き! という方は映画も必見です!
もう一方の主演、航平役の多和田秀弥さん。映画のなかの航平はクールで透明感のあるイメージでしたが、舞台挨拶での多和田さんはとってもにこやか。
航平の役づくりにおいて、突発性難聴を演じるにあたって「想像以上に大変でした。どうしたら航平の気持ちに近付けるかな、と思って、駅から家までの帰り道や電車の中などで、音楽を流さないでただイヤホンで耳を塞いで帰ってみたりしました。いつも普通に聞こえている音がぼんやりとしか聞こえなくて、かなりしんどかったです。当たり前に過ごすことが大変なのだな、航平もこんな感覚なのかも、と思いました」と語っていました。
航平という役に対して真摯に向き合う姿勢が、原作ファンとしても嬉しかったです。
作中には航平の中学生時代のシーンもあり、実際の年齢との差に苦労したそう。
「幼めな表情に気を付けたり。撮影当日にメイクが終わってから、三津谷くんに『中学生に見える?』って聞いてしまいました」とのこと。俳優さんって凄いなぁ、と思いました。
そして、物語を展開させるキーパーソンである太一の友人・ヨコ役の三津谷亮さん。
ヨコについて、「僕は太一と航平のキューピッドなんじゃないかと勝手に思っているのですけど…」の一言に会場がざわめいていました(笑)。
太一との関係について、「ヨコ自身はそういうつもりはなくても、ボソッと言った一言が相手を傷つけることがあって。そういう時に太一が一喝してくれるんです。友達として素敵な関係だな、と思いました」だそう。
ちなみに、映画の中の好きなシーンは「航平が太一のために慣れない手つきでハンバーグを作る」シーン! 「胸キュンしました」と笑顔。萌えポイント、しっかりわかってらっしゃいますね…!
上條大輔監督は、本作について「BL作品というジャンルにとらわれず、優しくあたたかな原作をどう映像化していくか考えていました」としたうえで、「あまりにも三人(小野寺さん、多和田さん、三津谷さん)が仲が良いので、『お、もういいじゃん、やることないじゃん』と思った」とコメント。
撮影が大変な時でも、楽屋に行くと三人が楽しそうに笑っているのが外からでも聞こえ、和んだそう。
舞台挨拶でも、まるで「しっかり者のおにいちゃん二人とかわいい末っ子」といった雰囲気の三人。
小野寺さんが多和田さんを見上げる姿と身長差がキュートです♥
気になる原作がBLであることについてですが、多和田さんは「普段BLに触れることはないので不安ではあったのですが、台本を読んでみてとてもあたたかい作品なのだな、と思いました。人を好きになることに性別やハンデは関係ないのだな、とあらためて実感しました」とのこと。
小野寺さんも「最初は戸惑いがあったのですが、心があたたかくなるような映画になったと思います。色々な人に見て頂きたいです」と続けました。
原作の伝えたかったメッセージが、実写映画化にもしっかり引き継がれていることが伺えました。
そんな二人の爽やかで美しいキスシーン(!)もある
映画『ひだまりが聴こえる』は6月24日より
「池袋HUMAXシネマズ」ほか全国で順次ロードショー!
名古屋では7月8日~7月21日の2週間限定で
「シネマスコーレ」、大阪では7月22日から
「シネ・ヌーヴォ」で公開されます。
ぜひ足を運んでみてください。
映画『ひだまりが聴こえる』
公式サイト6月24日より池袋HUMAXシネマズにて公開、全国順次
ストーリー
友達以上、恋人未満。太一との出会いが人との距離を置く航平を変えていく中学生の時に難聴を患ったため教室でも何かと誤解を受けて周囲とうまくなじめないまま大学生になった杉原航平は、いつしか人と距離を置くようになっていた。大学の裏庭で出会った佐川太一は、バカみたいに明るい性格で思ったことを何でも口にする同級生だった。いつしか太一との距離が近づくようになるが、それでも学校での陰口や嫌がらせで卑屈になる航平に対し太一から「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」と言われ、航平はその言葉に心の底から救われるのだった。太一との出会いが航平を変えていくのだが、近づけば近づくほど二人の距離に期待と不安が募る航平がいるようになって…
出演
多和田秀弥 小野寺晃良
三津谷 亮/山崎あみ 大坂美優 井桁弘恵 松田リマ 福本有希 島田 翼 荒木秀行 木島杏奈 野村涼乃/平沼紀久 中丸新将 高島礼子
原作:文乃ゆき(プランタン出版)
監督:上條大輔
製作:安井邦好 菊池貞和
プロデューサー:片山武志 山下いづみ 中林千賀子
アソシエイトプロデューサー:中村美香
脚本:高橋ナツコ
音楽:森野宣彦
撮影:長野泰隆
照明:児玉 淳
録音:原川慎平
編集:渡辺直樹
企画協力:プランタン出版
制作:ブースタープロジェクト
配給:日本出版販売
製作:ひだまりが聴こえる製作委員会(日本出版販売 ポニーキャニオン ブースタープロジェクト)
(C)文乃ゆき/プランタン出版 (C)2017「ひだまりが聴こえる」製作委員会
コメント2
匿名1番さん(1/1)
一番上の写真の紹介で、役者さんの順番が逆になってますよ。
三津谷さんと監督はあってますが、左から二番目は航平役の多和田さん、
左から三番目が太一役の小野寺さんですよ。
匿名2番さん(1/1)
小野寺きゅん可愛いね