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【画像追加】『CHILL CHILL BOX ~2nd present BLの宴~』レポ

2017/05/15 21:30

『CHILL CHILL BOX ~2nd present BLの宴~』笑いあり涙ありの凝縮イベント!

(左 中澤まさともさん 右 山中真尋さん)

声優の中澤まさともさんと山中真尋さんをゲストに、さらに司会に波多野和俊さんを迎えたちるちる主催のイベント5月13日に光が丘IMAホールにて開催されました。
昨年開催されたイベント『BLの宴』が装いも新たに、さらに大きな会場で開催された今回。昼の部、夜の部共に大盛況の一日でした。

■オープニング

今回のテーマは『星旅行』ということで、中澤さんの『銀河鉄道の夜』の一説のナレーションからスタート。
ロマンチックな雰囲気かな?と思いきや、中澤さんと山中さんが電車ごっこで登場!仲のいい様子に観客の笑いを誘いました。ちなみに、退場も電車ごっこでした。

さらに、「今日は雨ですね~」という中澤さんに、「この前まさともさんと鎌倉に行った時も雨でした」と答えた山中さん!司会の波多野さんに「デートですか?!」と突っ込まれ、会場もざわめいていました。ラジオ収録だったのですが、収録後はお二人でソーセージを食べに行ったりしたそうです(笑)。

■アフレコ実演
昼の部の生アフレコのコーナーでは、山中さんが『きこえる?』(原作 橋本あおい)ユノを、中澤さんが『エスケープジャーニー』(原作 おげれつたなか)久見直人を舞台上で演じました。

(『エスケープジャーニー』の生アフレコをする中澤まさともさん)

作品についてのトークでは、中澤さんはいわゆる「パリピ」な久見を演じるにあたって、近くの大学の大学生を駅まで観察に行ったお話をしてくれました。

山中さんは今まで攻め役が少なかったこと(攻め切るのは2度目)にふれて、
「受けとは違う難しさ、楽しさ、やりがいを感じました」
と感想を語ってくれました。

(『きこえる?』を生アフレコする山中真尋さん)

夜の部では中澤さんは『僕は君のいいなり』(原作 あがた愛)の木下を生アフレコ。
本作はこれまで中澤さんが出演したCDの中でも濡れ場が多い作品です。アフレコ後トークでは、共演した田丸篤志さんについて「田丸くんの受けはえっちぃ」と中澤さんが感想を漏らしたところで会場は大いに湧きました。
また山中さんは『三角オペラ』(原作 冥花すゐ)の音楽教師貞木を5月26日CD発売に先んじて会場でお披露目してくれました。哀調を帯びた台詞から突然感情を爆発させる山中さんの演技に思わず息を飲みました。

ちなみに、中澤さんのトークの中ではお二人の共演した『ヤリチン☆ビッチ部』にも触れて、二人で声を揃えて作品タイトルを連呼。
確かに声に出して何度でも読みたくなってしまうタイトルですよね…(笑)

■トークコーナー

「星に還そう!あの日の思い出」というコーナー名で、中澤さんと山中さん、加えて投稿者さんの「星に還したいほど恥ずかしかった思い出」について話してもらいました。
中澤さんが話した「恥ずかしかった思い出」は、なんと『CHILL CHILL BOX ~2nd present BLの宴~』当日のこと。
山中さんの楽屋に荷物を置いて山中さんと喋っていたら、あまりにもくつろぎすぎて最終的に山中さんの楽屋と中澤さんの楽屋を一緒にしてもらったそう。「楽屋の前に貼ってある名前の紙を移動させてもらった」と話していました。
(星に還れ~! 埋めていますが間違っていませんね ペタペタ)


(山中投手振りかぶって!星に還れ~!ピロリロリン~♪)


(回し蹴りで星に還れ~!ズバーン!)

ちなみに、このコーナーでは恥ずかしい話を披露し終わると、山中さんや中澤さんが思い思いのポーズと「キラキラ~」というSEと一緒に思い出を星に還してくれます。
一番最後には司会の波多野さんも加わって、投球、キック、ダーツなどの楽しい動きで思い出を打ち上げて、会場は爆笑の渦に包まれていました☆
お二人のにこやかで仲の良い様子がたっぷり堪能できるトークコーナーでしたよ♪

また司会の波多野和俊さんが、夜の部で台本を間違えて持ってくるというハプニングも。
「星に還る前に、私は楽屋にかえります」という名台詞とともステージから消えたのでした。「星に還したい」思い出が逆に生まれてしまいましたね。


■ショートストーリー朗読コーナー

続いてはショートストーリー朗読コーナー。昼の部ではちるちるが主催する「BL小説アワード」で一般応募の中から優秀作品に輝いた『白い秋』(原作 おりべ美緒 イラスト ロッキー)を朗読しました。
出征を間近に控えた医学生(中澤さん)と「先生」と呼ばれる病に侵された男性(山中さん)の切ないラブストーリーに、会場もしっとりと聞き入っていました。
ストーリー終盤のユニゾン(二人で声を揃えて同じセリフを読む部分)の息ぴったりの完成度には驚き!あらためて声優さんってすごいのだな、と感じました。

夜の部では一般応募優秀作品『傘を差すひと』(原作 谷崎トルク イラスト 高階佑)を朗読。
ヤクザがスマホもない時代にタイムリープ。しかも、同業であるヤクザに拾われます。山中さんはこれまでヤクザなどアウトロー的な役の経験はあまりないそうですが、先輩ヤクザを貫禄たっぷりに演じ、中澤さんは、ちょっと人懐こいヤクザ空飛を感情たっぷりに演じました。
山中さんと中澤さんのクライマックスシーンには観客すべてが引き込まれるほどの迫力。会場全体の空気がピンと張り詰めました。

■シチュエーション掛け合いコーナー

このコーナーではちるちる内でユーザーの皆様に募集したBL萌えセリフやシチュエーションを山中さんと中澤さんに演じていただきました。

くるくると短いスパンでさまざまなキャラクターがイチャイチャする様子を見せてくれるお二人。上司&インターン生や、いけない先生と生徒、年上クール受けのネクタイ結びに挑戦する年下わんこ攻めなどなど!さながら生で見る萌えのバイキング状態でした…!!

(山中さんのエアネクタイを結んであげる中澤さん)


■BL小説朗読コーナー
続いて朗読コーナーではちるちるが主催する「BL小説アワード」で最優秀作品に輝いた『週末のはなし』を昼の部で朗読しました。
明るいユキトを全身で演じている中澤さんと、素直になれない、でも本当はユキトのことがとっても大切な美雪を感情たっぷりに演じる山中さん。
美雪が真剣に気持ちを告白するシーンでは、思わずこちらも涙ぐんでしまいました。

夜の部では同じく最優秀作品に輝いた『はじめてのひと』を朗読しました。

大学生の柊生(しゅう)を山中さんが演じ、同級生だったという前田(実は…)を中澤さんが演じました。故郷の民家で過ごす暖かく、そしてどこか懐かしい一晩の出来事を、ふたりが情感たっぷりに読み上げ、会場もほっこりです。


■プレゼントコーナー

プレゼントコーナーでは、半券を使って抽選を行い、選ばれた二人には山中さんと中澤さんのサイン入りクリアファイルが送られました!
ちなみに、昼の部プレゼントコーナーではその前の『週末のはなし』で元気なユキトを演じた名残なのか、なんだか中澤さんの全身の動きが大きくコミカルになっていました。そんな中澤さんに静かにツッコミを入れる山中さん。お二人の仲のいい様子が終始とっても楽しいイベントでした♪

■エンディング

エンディングに際して、「楽しく、幸せに演じさせていただきました」と中澤さん。スタッフとしてもとても嬉しい気持ちになりました。
山中さんは「皆様のお声があってこそのイベントです」と話していました。

貴重なトークに生アフレコに、今年はさらに大きくなった会場ならではの音や光の演出も加わって、とっても楽しいイベントになったことかと思います。
ご来場いただいた皆様、山中さん、中澤さん、司会の波多野さん、本当にありがとうございました!
また今回朗読された『週末のはなし』『はじめてのひと』はフィフスアベニューから6月28日に発売されます!(※お取り扱いは一部販売店のみとなります)

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