10年を比較して振り返ると、いろんなことが見えてくる

このたび普段お世話になっている方も多いであろう
電子書籍ストア「Renta!」にて、『あの年売れた本ランキング』が発表されました!
こちらはRenta!サイト10周年を記念して開設され、女性向け、男性向けなどジャンルごとに10年分の作品ランキングが発表されています。
そこで、Renta!の売り上げと、ちるちるユーザーの評価、それぞれランキング1位の作品を2016年から計10年分まとめてご紹介!
2016年 Renta!
『
ドラッグレス・セックス』著:エンゾウ

あらすじ
罹患すると性別を問わず患者自身に好意を持つ者に対して性的興奮を誘発させる原因不明のアレルギー「フェロモン症」。オフィスデリの店員の性的視線に怯える堅物サラリーマン、「フェロモン症」を利用し女とヤリまくるヤリちん男子、自ら「フェロモン症」の治験者となり特効薬を開発する研究者達など、奇病が巻き起こす激情とエロス(&ラブ?)をコミカルに描いたハイテンション・オムニバス!!
「貞操には十分ご注文ください。」という帯に惹かれて購入。その言葉の通り、やばいくらいにアダルト!フェロモン症という特殊設定もさる事ながら、美麗なイラストもとても良かったです。どのストーリーもエロ盛りだくさんでシリアスなシーンもなく、手放しで楽しめる作品でした。エロが多めな為、ストーリー性が少し薄くなっている感もあり、好き嫌いが別れるかも知れませんが、私は気にせず楽しめました。ストーリー重視でなく、とにかくエロを楽しみたい!という方にはとてもオススメできる作品です。――群青さんちるちる 『
カラーレシピ (1)』著:はらだ

あらすじ
店に新しくスタイリストとして福介が入社してきてから、笑吉の周りでは不可解なことが続くようになる…。これはただの偶然、いや…。あいつは、白馬の王子様のふりして、本当は…。
最後まで読むと『カラーレシピ』のタイトルの意味が分かってなるほどな〜と思います。鳥肌たちました。 途中伏線がすごいので何度も読み返しました。 受けに執着する攻め、最高です。 えっちシーンがそんなにあるわけではないのに、ものすごくエロいです…!受けの泣き顔や怯える姿の色気がすごい… 個人的にはらだ先生の作品で1番好きです!ドラマCDも気になっているので買ってみようかな…とにかく続編が楽しみです!!――ゆりぴさん2015年Renta!『
抱かれたい男1位に脅されています。』著:桜日梯子

あらすじ
5年連続「抱かれたい男1位」の西條高人がついに首位陥落。
その座を奪ったのは芸歴3年のド新人俳優、東谷だった…!敵意ムンムンの高人に対し、東谷は邪気ないキラキラ笑顔で懐いてくる。
警戒心MAXの高人だったが、酔った勢いで東屋に醜態をさらしてしまってから立場が逆転!
握られた弱みの交換条件として「抱かせて下さい」と提案されて……?
前作の「年下彼氏の恋愛管理癖」でド肝を抜かれ、桜日さんに目覚めた結果、この作品を読ませていただいたんですが…。 …やっぱりすごかった!作画が綺麗な分、よりエロさが伝わってきて…笑 もう、次のページ、次のページって捲らずにはいられませんでした!「魅せるエロさ」ってこういうことなんですかね!?← 桜日さんの作品に出てくる受け様攻め様の一つひとつの仕草が色気に溢れていて、こっちがなんか恥ずかしくなってきます笑笑 次回作にも期待の意をこめて、星5です!!――花宮葵さんちるちる『
エスケープジャーニー』著:おげれつたなか

あらすじ
「性欲処理」呼ばわりされて別れた元カレ太一と、大学でまさかの再会を果たした直人!
ガッツリ過去の怒りを引きずっていた直人だったけど、高校時代に比べ成長した太一に少しずつ心を許し始める…。
そんな中、友達のふみちゃんが太一に恋しているらしく…?
友達だと相性バツグンなのに“恋愛"になった途端うまくいかない、傷だらけの恋愛譚!
おげれつ先生の作品ははずれがないなぁと感じました。 無理せず、等身大の大学生で、「あ、こういう人いるよな」という感覚でスラスラ読めました。 絵は勿論ですが、話の内容も素敵でした。出てくる女の子キャラもいい味を出していてよかったです。 チャラ男受けとてもよかったです....めっちゃかわいい..... エロシーンほんと濃くて好きです。エロエロです。 現実感のあるBLが読みたい人にはとてもおすすめです。――水崎かるやさん2014年Renta!
『
みのりの手』著:スカーレット・ベリ子

あらすじ
評判の美形整体師、重藤稔(しげふじみのり)のもとにはヤクザから芸能人までさまざまな客が訪れる。ここで「スペシャル」な施術を受けた彼らは身も心も下半身もリラックスして再び仕事に戻ってゆくのだ。みのり先生のドSの入ったクールな性格も魅力らしい。そんなみのりには雨の日に思い出すある記憶があった。ぬかるみのグラウンドと、胸が締め付けられるようなあいつの笑顔と――。
BLポーズ集で以前からお名前だけは知っていたスカーレット・ベリ子先生の作品ということで体格、筋肉のつき方、もちろん濡れ場も非常に美しくエロかったです。 1、2話目から「マッサージものではよくある流れかな」という内容でしたが3話目からはまさかの展開に。 受攻は「そっちか~」とも思いましたが全く違和感なく読めました。 切なさもあり、エロさもあり、ストーリーもしっかりしていて私としては非の打ち所のない素晴らしい作品だと思いました。――のけさんちるちる『
それでも、やさしい恋をする』著:ヨネダコウ

あらすじ
出口晴海が好きになったのは、小野田良。三歳年下のストレート。気がつくと、好きになっていた。友達でいい。そう思っていたのに、どんどん好きになっていった。素直になれなくて、不安になって、ささいなことに幸せを感じて、言えない言葉がたくさんたまっていって――誰かを好きなる切なさと幸せがここに。
表紙と題名に惹かれて、初めて購入したヨネダコウさんの作品です。 もう何度読み返しても大好きな作品です。大好きとしか表現できない自分の語彙力が悔しい・・・。 内容は皆様書いていらっしゃるので割愛させていただいて。(レビューなのにw) ストーリーはもちろん素晴らしくて大好きなんですが、扉絵も好きです。特に「色のある世界」前編・後編それぞれの扉絵! 日常の些細な瞬間に二人が幸せを感じているのが伝わってきて、この絵だけで泣けてきます。出口さんの三年越しの片思いが実って本当に良かったです。やさしい恋ができる小野田と出口さんがとても魅力的です。満足出来る一冊なので、是非読んでいただきたいです。――かん衛門さん2013年Renta!
『
セクハラブラザーズ』著:魚ともみ

あらすじ
父親(!?)同士の再婚で義兄弟になった義弟(おとうと)真澄は、何と毎朝自分に痴漢をしてくる高校生だった……!? 突然できた義弟に懐かれ、甘えられ、尻を揉まれ、はたまたそれ以上のこと……まで!? ぜーーったいこんな家族なんてオカシイ&義弟の間違った求愛なんて受け入れないと心に決めていた幸雄だけど、毎日「好きだ」とエッチなことをされてゆくうちに心は揺れて……。
電子書籍で購入しました。作家買いです。 一話ごとにいろんなプレイがつまった義兄弟ものエロです。 魚先生の作品にはよく痴漢プレイシーンが登場するのですが 初期の作品から比べてどんどんエロが激しくなっていってる気がしますwww もう細かいこととか気にならないくらい明るいラブエロって感じです。 年下弟攻めで可愛いところもあるのですが、基本はSっぽさがでているので その点でも満足でした。 こちらの作家さんの本を読んで1冊でも読んで気に入ったものがあれば だいたいはお気に召すのではないでしょうか? とにかく、あーなんかエロ読みたいと思ったらオススメの一冊ですwww――あららぎさんちるちる
『
囀る鳥は羽ばたかない (1)』著:ヨネダコウ

あらすじ
ドMで変態、淫乱の矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業の社長だ。
金儲けが上手で、本音を決して見せない矢代のもとに、百目鬼力が付き人兼用心棒としてやってくる。
自己矛盾を抱えて生きる矢代と、愚直なまでに矢代に従う百目鬼。
傷を抱えて生きるふたりの物語が始まる──!
ヨネダコウ先生の作品はかねてから好き好んで購入していたのですが、この作品もまた素晴らしいです! 一見タチに見える人(矢代)ネコで、そのギャップが素敵でした! また、ヨネダコウ先生らしく、とてもシリアスで、萌えというよりはジーンと胸に染みるような作品で、それもまた素晴らしい! 私のような若年層には極道の構成があまりわからないのですが(若年層でないから分かるわけでもないとは思いますが)、なんとなくぼんやりとわかるだけでも内容はつかめるかと思います!これからの百鬼目と矢代さんの展開に期待します!――Lin1023さん2012年Renta!『
鮫島くんと笹原くん』著:腰乃

あらすじ
大学の同級生でバイト先も一緒の友人・鮫島くんに告白され、足の指まで舐められた笹原くん。スルーを決め込めばちゃんと自覚しろなんて強気で攻められ、受け入れようとすればヘタレで逃げ出す鮫島くんに、もう笹原くんはイライラドキドキムラムラ……!?
ネガティブ思考の塊のクセに逆ギレしたら勢いに任せて積極的になる鮫島と、出方を探りながらも流れに身を任せているようで、実の所深く考えない大雑把なだけの笹原。 告白した事によって、された事によってその先を良くも悪くも意識してしまうのだけど。 変わらない態度にそわそわし、イライラし、モヤモヤとした状態からスッキリすべく行動していく珍妙なやりとりのあれこれにツッコミどころ満載です。 1話1話を「ACTION」でカウントするのも話しに合っていて、気づいてからはより楽しめました。 「名前で呼んで下さい」の大滝の叫びが読後のにまにまを倍増させます。――トーゴさんちるちる
『
憂鬱な朝 (4)』著:日高ショーコ

あらすじ
桂木(かつらぎ)は先々代の庶子だった…!!
事実の発覚を機に、暁人(あきひと)を外から支えようと、久世(くぜ)家を出て石崎(いしざき)家に入った桂木。
ところがある日、暁人の不穏な噂を聞きつけ、急遽別宅を訪ねてしまう。「もう会ってくれないと思っていた」
はかなく笑う暁人は、爵位を桂木に譲るため縁談を破棄、森山(もりやま)侯を脅迫した、と衝撃の告白をして──!?
私の求めていた切なさがつまりまくっています。 BL界の最高傑作なんじゃないかな?? 読んでいる間はもう2人の世界に引き込まれて出てこれません他のこと考える余裕ありません! どっぷりハマって出て来れないので注意必要です! お互いがお互いのことを一番に考えるからすれ違う。 伝えきれない想いが強くてうまくいかない。 胸が締め付けられるような想いとは、まさにこのことでしょう! この本に出会えたことを心から感謝しています。 読んでない人は損してますよ!――はる29さん2011年Renta!『
ブサメン男子♂~イケメン彼氏の作り方~』著:野々宮ちよ子

あらすじ
地味でチビなあゆむは、見た目も中身も完璧な超イケメン幼なじみの隼人や龍二と、自分との関係が最近妙に気になりだす。中学の頃から仲の良い女友達仁科に3人の微妙な関係について聞いてみたところ、なんと龍二と隼人がデキてるらしいとの噂があることを聞きつける。ショックを隠しきれないあゆむだが……。
イケメン幼馴染二人に迫られるブサメンのお話です。 携帯の広告で気になっていたので購入した作品。 ストーリーはあまり深くなく、その代わりにエロ描写が多め。 女に見える受けが苦手な私にとっては、受けも攻め二人も男くさくなく、柔らかく描かれているけれどちゃんと男に見える部分が高評価。 受けのアレがやけに小さいことは気になったけどww ストーリーも深くはないけれどちゃんと存在していて、攻めの二人が受けを溺愛している描写や互いに嫉妬してしまう描写も書かれていて楽しくなります。 深く考えず気軽に読みたいときには重宝しそうな本としてお気に入り!――樹かなさんちるちる『
鮫島くんと笹原くん』著:腰乃
腰乃先生はBLのもどかしい感じを書くのが本当にうまいと思います。 (暗くはないです。主に鮫島君がうじうじしてるだけで(笑)) 鮫島くんはへたれで面白いし、笹原くんも性格男前で超いいやつだし、2人ともほんとにかわいい!!!!!! エロは「少なめ」になっていますが、最後までいたしたのが少ないだけで結構エロいと思います(笑) 超満足!・ω・――ひななななななさん2010年Renta!
『
好きだけど理不尽』著:西原ケイタ

あらすじ
「親友だと思ってた奴が、未経験じゃなかった……」
幼なじみで親友の秋広の発言に、笑介は青天の霹靂級ショックを受ける!! そりゃもう高校生だし、そんなお年頃ではあるけれど……。いつ? 誰と? なんで~~?? 置いてきぼりにされて焦る笑介は、実は秋広が「顔良し・頭良し・性格良し」で女子にモテモテなことに気づくのだった。その気持ちはいつの間にか、どうしようもないイライラに変わっていき――……。
王道のオンパレードの内容ばっかりなので、展開というのがわかってしまいますが、全体的に見ると面白かったです。ちょっともの足りないですが 評価(萌と中立の中間) “受け”を手に入れるためにいろいろと裏で頑張っている“攻め”がいいですね。あと、どの攻めも独占欲強そうな攻めばっかりでwww 話はかわって、西原ケイタ先生の絵についてですが、悪くはないんですが目が気になっちゃいました。特に表題作の「好きだけど理不尽」の受けが。まあ、これは個人的に気になっただけなので、そこまで思わない方もいるかとは思います。 この作品はBL初心者にはいい作品かと思われます。それ以外の方は少々もの足りないと感じるかも…しれ…ません。――祐希さんちるちる
『
卒業生–春–』著:中村明日美子

あらすじ
佐条の受験まであと数日。学校の帰り道、将来について草壁は「養子縁組とかすんでしょ」と浮かれて話すが、世間はそんなに甘くないと猛反発する佐条。仲直りする間もなく受験会場のある京都まで向かうと、先回りした草壁が待っていた。試験前日、初めて二人きりの夜を過ごすことになり…。
とても純粋な恋の物語。優しい作品でした。 一番の見所は二人の相思相愛っぷり。 高校で、運命の人と出会って、お子様なところもあるけど真剣に生涯を共にする約束をなんて、王道だけど素敵過ぎます。だけど進路が別々な道だから前途多難かもしれませんが・・・その後の番外編が読めるらしいので、コミックになるのが楽しみです。 気になる点は、少し高校生っぽくないというか、大人びた佐条くんの色っぽいシーンは、どんな背景があってこんな色気を帯びるのよ?とも思いましたが、そこに原先生が虜になってしまったのでしょうね。 原先生も邪魔しないでよって立ち居地なのに、お人良しなところが良かったり、最終的には報われなくてちょっとかわいそうだったり、最後に二人を自爆しながら見送る先生らしさが素敵でした。 高校生ものの作品はあまり読まないですが、中村先生の作品は別格で読んで良かったです。――さらうどんさん 2009年Renta!
『
罪とくちづけ―楽園に奪われた十日間―』著:東野裕

あらすじ
モデルの弟・ヒカルのかわりに、彼の恋人でF1レーサーのカイルの島へ別れ話をしにいくことになったヤマト。いけないと思いながら、島で過ごすうちカイルに惹かれていくヤマトだったが、島へ来た理由を知った彼に強引に抱かれてしまう。しかも突然ヒカルがよりを戻したいと島へやってきて――!?
自分にコンプレックスを感じていた気弱な兄が、豪快でたくましい外国人に惹かれていくというお話。つくり的に好きですww 裏切られたと感じたカイルに陵辱された翌日のあの健気さにはちょっと涙(ノД`)・゜・。 ――もこさんちるちる
『
俎上の鯉は二度跳ねる』著:水城せとな

あらすじ
妻と離婚した恭一。だが今ヶ瀬との男同士の微妙な関係は、今も続いていた。今ヶ瀬に抱かれることに慣らされいてゆく日々。
ところが、恭一に思いを寄せる会社の部下・たまきの存在が二人の関係を大きく揺るがし始め…!?
BLという括りというより、人間の生き様を描いた、考察の余地がたくさんある作品です。 登場人物すべてに卑怯な部分や泥臭い部分があり、とても人間味あふれていて、読者をぐっと惹きつける内容だと思います。 二人が結ばれて、きれいさっぱりハッピーエンドで終わる作品が多い中、こちらの作品は恋愛というものをリアルに描いていて、ああ私たち人間はこうやっていろんな思いを抱えながら生きているんだよなあ、と深く考えさせられました。 私がBLを読み始めるきっかけになった作品です。 BLに抵抗があるという方にも、お勧めしたいなと思える作品です!――nia37さん2008年Renta!『
エッチしかない!』著:北里亜美

あらすじ
エリートサラリーマン静也の初めての恋人はナント10歳も年下の「甥」東城旭。静也は受験生の旭に勉強を教えるはずが逆に快楽を教え込まれてしまい……?
初読み作家さんです。 表題作シリーズとそれにリンクしている短編が2作品、他に短編が2作品収録されています。 印象としてはH重視で、シリーズになっている作品は尻軽で好きな人以外の相手ともHするキャラが出てくる作品だったので、まさにこの単行本のタイトル通りだなと思いました。^^;――fiona0109さんちるちる
『
どうしても触れたくない』著:ヨネダコウ

あらすじ
無遠慮で図々しいように見えて、気遣いを忘れない外川に惹かれる嶋だが、傷ついた過去の経験から、一歩を踏み出せずにいる。一方、忘れることのできない記憶を抱えながらも外川は傷つくことを恐れず、嶋を想う心を隠さない。好きだけど、素直にはなれない…… 不器用な想いの行方は?
たしかまだBLを1,2冊しか読んでなかった頃、この作品のおかげでどっぷりハマりました。 絵柄もストーリーも地味目で重い話かなと尻込みしましたが、そこまでシリアスでもなくリアルっぽくて静かにお話が進行していきます。 BLというより、ゲイとノンケの恋愛ドラマっぽく初心者にも読みやすい本だなと感じました。 読み終えると程よく切なく、そして幸せに浸れるので、ふと思い出すたびに繰り返し読んでおります。 絡みもありますが激しくない、というか綺麗に描かれているのでそういうのが苦手な人にもおすすめです。一度は読んでほしい作品。――misamisa7さん2007年Renta!『
好きじゃないから!』著:カムロコレアキ

あらすじ
「有、やらせてよ」
憧れの柏木先輩にそんな言葉で迫られて――
……なんていじらしい妄想しながらのひとりHを、弟の親友・良平に見られてしまった! 相手は5つも下のガキなのに何故か気になっちゃって……。
弟の親友、良平にトイレでオナニーしているところを見られてしまう、おバカすぎる有くんがかわいいです。 なんという恥ずかしさでしょう。しっかり鍵かけろよ~w でも有くんは、弟と同室で、する場所がなかったから、トイレだったら安全だと思って、気がゆるんだんでしょうね。 そしてお泊りに来た良平に、有くんが年上にもかかわらず「前から有くんのこと気になってる」と「くん」付けで押し倒されてしまいます。しかも指入れあり。 ここが一番のハイライトです。 けっこう展開がすごいことになっているんだけど、読んでみると、クセがなくスルリとお腹に入ってしまうからおもしろいですね。 表題作が一番お勧め!――ルネさんちるちる
『
セブンデイズ MONDAY→THURSDAY』著:橘紅緒/宝井理人

あらすじ
高校三年の篠弓弦は、月曜の朝、弓道部の後輩である芹生冬至と校門で出逢う。
学年を問わず女生徒に人気の芹生は、月曜日の一番最初に告白してきた相手と必ずつきあい、週末に必ず別れると噂されている。
一週間限定の恋人――
弓弦の軽い気持ちから出た一言でつきあうことになったふたりだが…
月曜日の1番最初に告白してきた相手と必ず付き合い週末に必ず別れると噂されている、弓道部の後輩芹生。 弓弦が軽い気持ちでした告白により、付き合うことになったふたりだが… ストーリーと絵柄がマッチしていて透明感のある雰囲気が素敵でした。 大きな起伏があるわけでもないしエロもないんだけど、ナチュラルな日常の中で、少しずつ、でも確かな感情の変化が感じられたのでかなり満足でした。 だからこそキスシーンだけでこんなにキュンキュンできたんでしょうね。 心地よいもどかしさに萌えさせていただきました。――なつめさんいかがでしたでしょう? こうして並べてみると、絵柄や表紙デザインの変化なども分かって面白いなと思いました。中には「懐かしい!」と感じる作品もあったのではないでしょうか。
興味深いのは、2012年にRenta!売り上げ1位の『鮫島くんと笹原くん』が、ちるちるユーザー評価では前年の2011年に1位。ちょうど、日本で電子書籍が本格化したのが2012年で、この頃に紙書籍の電子化が加速しました。ただ、当時は電子化されるのは紙書籍の発売から1年後など。ということで、年を分けて1位作品が重複しているのです。
また、Renta!売り上げ1位の2011年『ブサメン男子♂~イケメン彼氏の作り方~』、2013年『セクハラブラザーズ』、2014年『みのりの手』は、電子先行で配信されていた作品がのちに紙書籍化。特に『ブサメン男子♂』は、まだガラケーが主流だった時代の大人気作で、紙書籍化されたときは大きな話題になりました。
10年間を振り返ると、いろんな視点で楽しめますね。「これ気になってた!」といった作品のあった方は、これを機にRenta!を利用したり書店でお手に取ってみては?
コメント1
匿名1番さん(1/1)
レンタユーザーはエロ重視、ちるちるユーザーはストーリー重視って感じかな?
それより、セブンデイズがもう十年前だと知って静かに震えている((((;゜Д゜))))