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愛し合うと死ぬ!?オメガバースに続く○○バースまとめ
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2017/04/18 13:41
■本日の収録のご感想をお願いします。
・古川慎
前作「ひだまりが聴こえる」がとても好きだったので、続編制作のお話をいただき、再び「ひだまりが聴こえる」の世界を声で表現することができて、素直に嬉しかったです。
今作の原作を読ませていただいていた時に、航平と太一の関係がちょっとだけギクシャクしているところで、航平に感情移入して読んでいたので切ない気持ちになりましたが、その心のままに役作りをいたしました。
・榎木淳弥
まずは、続編を制作できるようになったことを応援してくださっているファンの皆様に感謝したいと思います。本当にありがとうございます。
太一は理論的に物事を考えているわけではなく、直感で正しいことがわかる子だと僕は思っているので、そういった部分を上手く表現して音声にできればと思いながら演じさせていただきました。でも、それがなかなか難しく、僕は台本を読むのに元々結構時間がかかるんですけれども、今回は1ページで30分くらいかかってしまうページもあるくらい、心情を理解するのに苦労しました。
中島:え、それって日本語がわからないからってことじゃないよね?(笑)
古川:いやいやいや、辞書ひきなよ!(笑)
そうじゃなくて!(笑)
太一が何を伝えたいのかを、ちゃんと汲みとってあげたいなと思いましたし、そういう部分は文乃ゆき先生のメッセージだと思いますので、きちんとやりきろうと思って臨ませていただきました。あとは、聴いて下さった方に少しでも届けばいいなと思います。
・中島ヨシキ
マヤという新しいキャラクターが入ってきて、さらにマヤはストーリーにも深く関わってくる子だったので、作品の雰囲気が変わったなと感じました。
ヨコとしては、ヨコの出演シーンが増えたので、作品の雰囲気が明るくなったんじゃないかなという気がしています。前作は聴覚障害というテーマが丁寧かつ割とシリアスに描かれている印象があったんですけれども、その段階を越えて、ヨコとかヤスとかにとっても聴覚障害の人がいるということが日常になっているんだなと思いましたし、ステップアップした航平と太一の関係がマヤによってまた一つ強固になっていったのを感じました。
あと、前作と比べるとキャストの人数が増えたというのが、現場的には変わったと感じるところでした。収録現場がうるさかったですね。(笑)にぎやかにやらせていただきました。
榎木:主にヨシキを中心に…。(笑)
楽しかったです!(笑)
■印象に残ったシーンやお気に入りのセリフを教えていただけますでしょうか。
・古川慎
航平の独白のシーンですね。Disc1のラストに入っております。すごく好きなものを諦めようとする踏ん切りを長い言葉で伝えていくというシーンです。
でも、その後の航平に可愛いところがありました。そのシーンでは諦めたと思っているんですが、やっぱり太一のことが好きなので、諦めたはずなのに後のシーンで少し話をしただけで、また想いが蘇ってきてしまうんです。そういうところが、航平がどれだけ太一のことが好きで、航平にとっての『ひだまり』だったというのを表しているところなのではないかなと感じました。
あと、本編が終わったあとの航平と太一の過去のお話である「残照」という番外編での、コンビニ店長と太一とのやりとりが最高に好きです!(笑)
榎木:そこなんだ!(笑)
中島:あそこね、最高に面白かったよね。(笑)コンビニ店長を兼ね役でやってた粟津さんの名人芸が光ってたよね。(笑)
・榎木淳弥
太一とマヤのシーンで、マヤが「私の努力が足りないって言うんでしょ」と言ったときに太一が「もう、充分頑張ってるじゃねーか」という言葉をかけるところです。
うまく想いを口にすることができないんですけど…、
古川:心の中のエモーションを必死に伝えたいんだよね!(笑)
中島:(笑)
そうそう!まだ太一が心の中にいるからね!(笑)
中島:僕も同じシーンが好きなんだよね。
本当に?じゃあ、もう僕が言っちゃったから言わないでね。(笑)
中島:(゚д゚;)
色んな人に当てはまるんじゃないかなと思いましたし、僕自身、仕事とかでもっと頑張ればよかったなぁって考えちゃうことがあるんですけど、自分をそんなに追い詰めずに、人に頼ってもいいのかなと思わせてくれるシーンでした。僕もこの太一の言葉で、気持ちが少し楽になりました。
・中島ヨシキ
僕も太一がマヤに言葉をかけるシーンがすごく好きなんですけど、淳弥くんとは少し視点が違うんです。マヤは「ひだまりが聴こえる -幸福論-」においてもう一人の航平という風に捉えることもできると思うんですけど、航平は先に太一という自分を理解してくれる人に出会っていて、マヤがようやく見つけた『ひだまり』には、既に相手がいるっていう切なさを物凄く感じた部分だったので、そのシーンがすごく好きです。何でヨコじゃダメだったのかなと思います。(笑)
古川:どっちかっていうとヤスの方が仲良くなってたもんね。(笑)
あと、本当に心に残っているセリフはマヤにヨコが言われる「あの人の声ハスキーで聞き取りにくい」というものです。
……声優ですけど。っていう。(笑)
一同:(爆笑)
続編CD制作が決まる前に原作漫画を読ませていただいていたので、マヤがヨコに向かってそう言っているセリフを見て、続編制作することになったらどうしよう!と思っていました。俺の声、聴きとりやすいし!って。(笑)
一同:(爆笑)
古川:僕もその一文読んだときに、どうするんだろうって思ってた。(笑)
マヤが自分を理解してくれる人もいるんだって知って、今後どういう風になっていくのかっていうところも、「ひだまりが聴こえる」で楽しみな部分だなと思います。
榎木:まあ、ヨコとは交わらないよね、きっと。(笑)
映研に入っちゃったからね。(笑)
■ご自身の演じたキャラクターとの共通点、相違点を教えていただけますでしょうか。
・古川慎
僕はどっちかというと太一に似てる…
榎木:(食い気味に)そうだね。(笑)
中島:早!!(笑)
一同:(爆笑)
榎木:僕がどっちかっていうと航平なんだよね。
そうだね、そうかもしれないね。
でも、僕も疎外感を感じやすいっていうのと、あまり物事を自分から発信するタイプではないというところと、自分の意見に自信がなくて、発言しないほうがいいんじゃないかとか思っていたことがあるので、そういうところは航平に似ているかなと思っています。
航平の感じている孤独と僕が抱いているものは違うものだとは思うんですけど、寂しさみたいなものの片鱗は自分にもわかるので、航平のセリフに共感しながら演じさせていただくことができました。
ただし、相手が受け入れてくれたら僕は太一側の人間になるので、豹変します。(笑)仲良くなったら、お前そんなやつだったの?って言われることも。(笑)
榎木・中島:あ~、それはね~、そうかもしれない。(笑)
・榎木淳弥
僕は太一とは真逆に近いですね。割と航平タイプで、殻に閉じこもりがちですね。でも、特に何か理由があって閉じこもっている…という感じではないです(笑)
古川:(笑)
中島:そういう人間ってだけだよね。(笑)
たぶん、ひとりのほうが楽だからですね。ほら、会話とか大変じゃないですか。(笑)
中島:(爆笑)闇深いな。(笑)
古川:社会ってな…。(笑)
人と関わるのかいやだとかじゃないですよ。どっちかというと関わらなければいけない仕事には就いていますし。殻を閉じるというか…どこか俯瞰でみてしまうようなときがあるかもなぁと。でも、友達は太一タイプの明るい人が多いんですよ。なので、友達といると感化されて、太一寄りになっている気がします。
古川:「ひだまりが聴こえる」の現場の中では、割と殻がやぶれてた?
そうですね!(古川さんと中島さんの)2人がずいぶんと知った仲だったので、リラックスしてました。
中島:確かに、前作と一番変わったのって、僕ら3人の関係性だったりしますね。1年半くらい経って。
普段からコミュニケーションとっていると、お芝居もやりやすいなって思いますね。
中島:それは絶対そうだよね。
フリートークとかもそうですけど、コミュニケーションとるって大事なんだなと最近は痛感しております。
古川:最終的に反省?(笑)
中島:(笑)
・中島ヨシキ
僕は合コンをしたことがないので、ヨコみたいに合コンしてみたいなと思います。
古川:ホントでござるか~?(笑)
一同:(笑)
ヨコみたいな大学生活ってきっと10年後に役に立つっていうわけじゃないと思うんですけど、その瞬間はすごい楽しいんだろうなって思うし、10年後は味わえないものなんだろうなって思いますね。
榎木:大学時代にできた友達って、一生付き合えるしね。
僕は大学へ行っていないので、口を開けば合コンだの女の子だのっていうのも面白そうだなと思いますね。
榎木:でも、どっちもかけがえないよね。大学に行くのも、ヨシキみたいにその年齢から声優として働くのも2度とはできないからね。
そうなんだよね。後悔は全然してないけど、経験として合コンはしてみたいなって。(笑)
榎木:じゃあ合コンしよう、僕ら3人で!(笑)
一同:(爆笑)
■焼肉合コンのシーンがありましたが、焼肉で絶対注文したいというメニューは何ですか?
中島:我々、ご飯行くってなったら、たいてい焼肉じゃないですか。
古川:そうですな。
榎木:そうだね。
中島:何頼む?
古川:ホルモン頼むね。
榎木:タンかな。
中島:僕はハラミかな。
古川:横隔膜、舌、大腸があがりましたよ。
中島:誰もカルビとか言わないかんじね。(笑)
古川:全部モツなんだよね。
中島:ホントだ!皆モツだね。(笑)
榎木:そうだね!
中島:ユッケがあったらユッケ食べたい。
古川:あー、ユッケ食べたい!でもね、サンチュも捨てがたいんだよね。
あ、焼肉では奉行的なことする?
榎木:僕は、焼きたいけど、他に焼きたい人がいるなら譲るかな。
古川:焼きたい人っているの?(笑)
中島:(爆笑)
榎木:僕は肉を焼きすぎるのが嫌いなんだよね。
中島:あー、わかるー。
古川:肉は半生がいいんだよ!って?
榎木:ちょっと赤いかなぐらいがいいかな。
中島:そうだね。
古川:豚はちゃんと焼かなきゃだめだよ。
榎木:豚とホルモンはちゃんと焼くけど…。
古川:ホルモンは実はそんなに焼かなくて大丈夫だよ。
榎木:え、そうなの?
古川:うん。毎回食べてお腹壊すけど、大丈夫だよ。
中島:ダメじゃん!
一同:(大爆笑)
榎木:焦げ目つくくらいは焼こうぜ。
中島:そんなかんじで焼肉よく行きまーす!
古川・榎木:行きまーす!
■ファンの皆様・読者の皆様へのメッセージ
・古川慎
「ひだまりが聴こえる -幸福論-」書籍が先に発売されておりまして、この度音声作品ということで、我々キャスト・スタッフ一同が心を込めて音作りをさせていただきました。キャストは色々な想いが詰まった台詞を吹き込ませていただきましたし、スタッフの皆様も1シーン、1シーンを丁寧に作ってくださいました。僕は原作を読ませていただいて、こういうことが伝えたいんじゃないだろうかという感情を精一杯表現させていただきましたし、きっとキャスト皆さんがそうだと思います。
前作のラストから少し時間が経った後のお話なんですけど、前作の登場キャラクターたちに加えて新しいキャラクターもいて、ちょっと広がった「ひだまりが聴こえる」の世界になっておりますので、皆さん最後まで余すところなく聴いてくださると嬉しいなと思います。
ちなみに、フリートークは本編とは打って変わったテンションでお届けしておりますので、そちらもぜひぜひ楽しみにしていただければ嬉しいなと思います。
あと、初回限定版に収められている番外編も個人的に大好きなので、お楽しみに!
・榎木淳弥
今作は心と体力をフルに使って一生懸命、声を吹き込ませていただきました。ぜひぜひ最初から最後までお聴き逃しなくじっくりと聴いてみてください。
また、「ひだまりが聴こえる」は実写映画化が決定しております。
中島:誰だよ!何の回し者なんだよ!(笑)
ドラマCD、実写映画と、この物語の世界が広がっていることは、本当にすごいなと思うし、そういう作品に参加させていただけたこともうれしく思っています。これからもぜひ応援をよろしくお願いします!
さらに、原作漫画が連載されている「Canna」では「ひだまりが聴こえる -幸福論-」の続編である「ひだまりが聴こえる -リミット-」が連載されているということなので、
中島:ということはですよ。
古川:まだまだー?
ドラマCDの方も広がっていくかもしれないので、皆さんが楽しめるように僕たちも頑張ります。ですので、ぜひ、お金を出して買ってください。
中島:(爆笑)
古川:そこはちゃんと釘を刺しておかないとね。(笑)
違法アップロードされたものをダウンロードとかしちゃダメです。
中島:本当にダメだよ!
・中島ヨシキ
「ひだまりが聴こえる -幸福論-」は原作が大ボリュームな単行本なのですが、全部余すところなく音声化させていただいているので、原作ファンの方には間違いなく満足していただける内容になっているのではないかと思います。主演の2人がすごく心にくる芝居をしてくれているので、僕らは花を添えさせてもらっただけですが、キャストも登場人物も増えてにぎやかに収録させていただきました。
また、スピンオフでヨコの番外編は作られておらず、太一が大学を辞めてしまったので、ヨコがこのままフェードアウトしてしまう可能性が十二分にございます。なんとか登場したいと思うのですが、ヨコは「sig-n」には入らない方がいいよね。(笑)
一同:(笑)
古川:よろしければ、編集部さんへ「ヨコを登場させてくださ~い」というお手紙を送ってください。(笑)
榎木:太一との電話とかでね。(笑)
今後の展開もぜひ期待していただきたいなと思います。ありがとうございました。