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ゲイカップルと代理出産

2016/05/01 20:50

2018/03/01 20:50

トラブルになりやすい代理母

BLでは珍しくなくなっている男の妊娠出産。しかし3次元のゲイカップルにとっては難しい問題がたくさんあります。
タイでゲイカップルの子供の代理出産に関するトラブルがありましたが、4月末そのトラブルに判断がくだされました。

アメリカ人のゴードン・レイクさん41歳、パートナーのスペイン人のマヌエル・サントスさん41歳は、すでにインドで一人目の子供を代理出産で設けていましたが、2人目の子供を欲していました。
彼らは紹介会社を通じ、タイで彼らの子供の代理出産をしてもらうことにしたのです。
タイでは同性婚が認められていませんが、国際的にレベルが高いタイの医療施設を利用したかったのです。

代理母の気変わりで出国できず

そしてレイクさんの精子で誕生した子供カルメンちゃん。
代理母パティタさんが子供を産んだところまでは問題がなかったのですが、その子供がゲイカップルに渡ると知り、赤ちゃんのタイ国外への出国を許可する書類にサインしなかったのです。

この赤ちゃんの卵子は代理母である彼女のものではなく第三者のもの。レイクさんの精子を受精した卵子を、彼女のお腹に移して育てていたわけです。ですから生物学上、まったく血のつながりのない赤ちゃんです。また彼女には1人の子供がすでにいました。

しかし代理母のパティタさんは、赤ちゃんを産んだあと、依頼したカップルのために手助けをしたい、赤ちゃんをもどしてほしいと言い始めました。そして子供の出国手続きにサインをしなかったのです。

赤ちゃんの出国が不可能なため、レイクさんはタイ国内に在住。夫のサントスさんは、2歳の長男といっしょにスペインに戻っていました。

タイでは2015年に規制

タイでは、代理出産が2015年まで合法でした。しかし日本の大手IT会社の御曹司が16人の女性に代理母出産させていたというスキャンダルが報じられたことや、オーストラリアの夫婦が代理出産をしてもらい、双子のひとりがダウン症だったため、その子だけを置き去りにするという事例が発生。そのためタイでは代理出産は禁止されました。
しかしレイクさんとサントスさんの子供は、法律の施行前なので問題はありませんでした。

(晴れて家族で帰れることに)

誰の言い分が正しいのか「藪の中」


登場人物の言い分はそれぞれ違います。

レイクさんによると、代理母は、子供が一般の家庭に育てられるものと思っていたようだ。カルメンちゃんが幸せになるのか心配だと言われ、何度か引取りたいと申し入れられた、といいます。

代理母のパティさんはテレビに姿を隠して出演。一般夫婦に引き取られると思っていたが、タイで禁止されている同性カップルに子供が引き取られるとは知らなかった。書面も英語で分からなかったと主張。

代理母の弁護人は、彼女はけっしてゲイを差別しているわけではなく、お金のために彼女の子供を売りたくないといっているだけと主張。このためパティタさんは、二人に逆に訴えられることになりました。

また父親のレイクさんは、代理出産の紹介会社にも不信感を露わにしています。
自分たちはゲイカップルだということを最初に代理人に言っていた。それに子供が産まれた頃、彼らはバンコクの事務所を閉めたのだが、彼らはそのことについて十分な説明をしなかった、と納得がいきません。

対して批判された紹介会社の設立者のひとりは、
代理母は、最初からゲイカップルが子供を引き取ることを知っていた。ただしゲイの二人も私達の指示に従わなかった。そのせいで事態がのっぴきならないことになってしまった、と答えました。


(マイクを持つ二人の娘)

ついに出国の許可が出た!

しかし裁判で2人の主張が通りカルメンちゃんの出国が可能になりました。書類に手続きをすませれば数日後にはスペインに家族で戻れることになるそうです。


日本では代理母出産が認められていませんが、アメリカなどでは認められています。またそうした代理出産を手配する会社もあります。
ただアメリカでは費用が2~3000万円ということもあり、費用が数百万円で収まるタイ、インドでの代理出産が人気でした。
しかし問題が大きくなったことで、タイにつづいてインドでも2015年に外国人のための代理出産にストップがかかりました。


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コメント8

投稿順 | 最新順

匿名7番さん(1/1)

子供は家族の愛情をたくさん注がれて愛されてすくすく育ってくれたらそれでいい。
例えお父さんしかいなくてもお母さんしかいなくても、実の両親がいなくてもたくさんの人と出会って自由に未来へ夢を描けるくらい愛されて育ってほしい

これから日本もこの手の問題に直面するのは時間の問題だろうけど、日本じゃああと2,30年、もしくは50年くらい時間が足りないのかもしれない・・・

匿名5番さん(2/2)

腐女子にネタを提供するために同性婚を認める認めないの問題があるわけじゃないし。
こういう議論はヤフ質で延々とやっててくださいなって感じ。

匿名6番さん(1/1)

スペインは国としては同性愛にも養子にも寛容だし、家族みんなで育児に参加するのも一般的。
義務教育でも落第があるなど厳しい一面、障害児や勉強に遅れのある子供への補助授業や、
放課後に教室を利用した習い事などが破格で受けられたりと子育てしやすい国だと思います。
でも根強い差別は日本以上に肌で感じる国でもあり、DV殺人がびっくりするぐらいに多い国でもあります。
こんなバランスの悪さが、マイノリティーへの理解が進むことで解消されていくといいと感じました。
日本はまずは同性婚を認めるところからですね。

匿名5番さん(1/2)

普段から同性愛をエロネタとして萌え生きてる腐女子の私が、
同性愛問題語っても軽い発言に思えてしまっていつも躊躇してしまう。

匿名4番さん(1/1)

ゲイに限らずこれからは異性と結婚しなくても子供を持てる社会にしていくべきだと個人的には思っています。出産ビジネスにはわりと肯定的です。

匿名3番さん(1/1)

男二人が女の子供を育てること、実際問題色々と大変だろうな。
女の子もお年頃になったらパパには相談しづらいことたくさん出てくるだろうし。

匿名2番さん(1/1)

ゲイカップルの養子といえば、ニューヨークニューヨークを思い出しますね。
それを思うと、大変だけど幸せになって欲しいなと思います

匿名1番さん(1/1)

産まれてきた子供は、将来自分の置かれている状況を受け入れて理解してくれるんだろうか。
༼❁ɷ❁༽

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